後片付けどうしよう。戸締りは、いつのまにかされてるし。悩むのはまた、明日でいいか。

 キンカさんを抱き抱えたまま、二階へと向かう。布団にキンカさんを下ろせば、うーっと唸りながら伸びをした。

「いつもありがとう、キンカさん」

 軽く頭を撫でて、私も布団に寝転がる。温かいキンカさんの温もりを感じながら、だんだんと瞼が下がって……