PIPUの洗脳を解かせるには.....一つだけ方法がある。
それは.....私たちが過ごしてきた時間をもう一度戻す。
即ち、私たちがよく食べていたラーメンを作る。
そして、PIPUに食べさせる。
それが、私にできること。
半数は町の人たちにこの事を伝えに言った。
もう半数でPIPUの洗脳を解く。
「皆、初期配置について!」
「了解!」
_________________________________________________________
完成品を見て、自分ながら何をやってるんだと思ってしまう。
戦争が始まったというのに、慌てずにラーメンを作っているんだから。
「できた.....」
「PIPU.....食べて」
PIPUが好きだと言ってくれたラーメン。
PIPUと会った初日に食べたラーメン。
それを.....今食べさせる。
「ぐぅぅぅぅ.....。は、離せ!」
暴れてる。
けど、大勢で取り押さえられてて何とかPIPUは拘束されている状態にある。
「PIPU.....。思い出して.....!」
「っ.....。!」
私はPIPUの口に作ったラーメンを入れた。
「ぐ.....。うぅ.....」
「PIPU、聞いて.....」
効果があるか分からない。
だけど、少しだけPIPUの力が弱くなった気がする。
「PIPUが私の家に来た時、私嬉しかった。純粋な話し相手が出来て。初めて気の許せる友達が出来た」
「.....」
「だから、一つ言わせて。ありがとう」
「そして.....これからも私と一緒にいてくれますか?」
「ピ.....ピピ.....。菊音.....」
「.....!PIPU」
今、一瞬私の名前を言った。
気のせいじゃない。
今、確実に私の名前を言った。
「.....菊音の声、私の心の届いたよ」
「PIPU.....良かった、戻ってきてくれて」
「菊音も.....。私を見つけ出してくれて、ありがとう.....」
「うん!!」
それは.....私たちが過ごしてきた時間をもう一度戻す。
即ち、私たちがよく食べていたラーメンを作る。
そして、PIPUに食べさせる。
それが、私にできること。
半数は町の人たちにこの事を伝えに言った。
もう半数でPIPUの洗脳を解く。
「皆、初期配置について!」
「了解!」
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完成品を見て、自分ながら何をやってるんだと思ってしまう。
戦争が始まったというのに、慌てずにラーメンを作っているんだから。
「できた.....」
「PIPU.....食べて」
PIPUが好きだと言ってくれたラーメン。
PIPUと会った初日に食べたラーメン。
それを.....今食べさせる。
「ぐぅぅぅぅ.....。は、離せ!」
暴れてる。
けど、大勢で取り押さえられてて何とかPIPUは拘束されている状態にある。
「PIPU.....。思い出して.....!」
「っ.....。!」
私はPIPUの口に作ったラーメンを入れた。
「ぐ.....。うぅ.....」
「PIPU、聞いて.....」
効果があるか分からない。
だけど、少しだけPIPUの力が弱くなった気がする。
「PIPUが私の家に来た時、私嬉しかった。純粋な話し相手が出来て。初めて気の許せる友達が出来た」
「.....」
「だから、一つ言わせて。ありがとう」
「そして.....これからも私と一緒にいてくれますか?」
「ピ.....ピピ.....。菊音.....」
「.....!PIPU」
今、一瞬私の名前を言った。
気のせいじゃない。
今、確実に私の名前を言った。
「.....菊音の声、私の心の届いたよ」
「PIPU.....良かった、戻ってきてくれて」
「菊音も.....。私を見つけ出してくれて、ありがとう.....」
「うん!!」