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『おや。なかなかに可愛いことになってるね』

（ちょっと黙ってて。白巫女（しろみこ）はもう関わらないんでしょ？　だから私になってるはずだよ）

『別にあたしは何かと盟約しているわけでもないし。好きに動かしてもらうよ』

（動くのは私の体なの。これは白巫女のじゃないの）

『ずいぶんと気が強くなったじゃないか』

（何年白巫女と話してると思ってるの）

『旦那や義妹たちには弱いのにな』

（だってみんな可愛いんだもん！　語る？　語っていい？　十三の可愛さを！）

『……遠慮しよう。それよりも……あの子に関わる。少し様子を見たい』

（うん……。ちょっと嫌な感じだね）