―——あの後から、俺は完全ニート引きこもりになった。社会の輪からハブられて誰とも関わらなくなった。ずっと働かずにいたから金が減るばかり。
そして1年後には死ぬことになる……。
あの清掃業なら今度こそマシな収入源になれただろうと思ってたのに、またしても俺を邪魔する存在が現れた。そいつのせいで上手くいきかけてた俺の社会復帰が台無しにされた。
ああ、赦せるものか。いい年したジジイが、たかが喫煙行為を注意されたからって嫌がらせをするとか意味分からねー。
そのせいで俺は心を完全に病ませてしまった。俺の人生を狂わせたと言って良い。
だから俺も当然、奴らの人生を台無しにしてやらないといけな。奴らの何もかもを汚して潰して、惨たらしく殺さなければならない...!
「――というわけだから。俺に散々嫌がらせをしてくれたツケは、お前らの価値も無いクソな命を消すことで払ってもらうから」
「「.........」」
奴らの清掃会社…クリーン何とかっていった名前の事務所にやって来るなり、派手に扉を吹き飛ばして中に入った。ここの清掃会社はそこそこ人数があるらしく、標的含めて五人はいた。
“お前は誰だ”とかの問いかけをさせることもなく、邪魔な三人をサクッと殺して、標的...説田と池谷に自己紹介とここに来た理由を簡単に説明した...ってところだ。
「......そういえば、見覚えがある顔だ...。そうか、20年くらい前の俊哉さんの会社にいた若い男...杉山、友聖だったか?」
「そ、そんなことどうでもいいわ!おいコイツどうすんだよ!?あっという間に三人殺したぞ!?ヤバい奴だって...さっさと通報しねーと...!」
「――焦んなよ。時間は十分に確保しておいたからさ...」
ヒュン、ズバァ!「ぐぎゃあ!?」
「お前らを、残酷に処刑する時間のな...!」
そして復讐を始める...。
まずは...今通報しようとした眼鏡野郎...今はもうすぐ定年退職することになるまでの年を取ったジジイ、説田義一から復讐を始めよう!
「は~~いっ!まず始めに、その腕を斬りまくりまーす!!」
ズバババババババ...!
「えあああああああっ!!う、腕がぁあ!!」
60過ぎたジジイが、激痛でのたうち回る様はシュールに映っていてすごく面白かった。
「あっはっはー!......よくも俺がサボってるとかデタラメを告げて杉浦たちからの心象を悪くさせてくれたなぁ!?俺はあの時明らかに小休止してただけなのに!というかあの日は俺のノルマを全て終わらせたからああやって一息ついてたんだろうが、何がサボりやねん、この糞眼鏡がぁ!!」
次は脚を輪切りにしていく!
「――あえぎゃああああああ...!!さ、さっきから何を...!?痛い、いだい”よぉ...!!」
「知るか、その程度の痛みくらい!俺はお前らのクソな嫌がらせのせいで心が病んで、精神障害を患ってしまって働けなくなったんやぞ!!俺の人生を狂わせたことに加担した分際が、被害者面してんじゃねええ!!これは正当な罰だぁ!!」
火炙り・硫酸浴び責め・幻術による精神破壊、さあさあ順番に執行していくぞぉ!
「あづいあづい、皮膚がぁ!!」「いだい”ぃ!!体が焼ける”ぅう”う”!!」「止めてくれぇ!助けてくれぇ!怪物に食われ......ぎゃあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!!」
俺の地獄の拷問コースを説田に存分に体験させている間、池谷にはさっきから幻術で拷問をうけさせている。今頃は精神壊れる寸前まで追い込まれている頃だろう。奴からも断末魔の叫びが聞こえるぜっ!
「いい年したオッサンのお前が、若かった俺をああやって理不尽に排除しようとして恥ずかしくは思わなかったのか!?何年も社会人やってるお前らが、同僚の私怨に悪ノリして一緒になって虐げるとか、どこまで腐った脳を持ってるんだお前は!!お前なんかこの世に要らないゴミクソ野郎だっ!!よって俺が確実にここでぶち殺すとする!!世の為、俺の為にだ!」
“苦しめ”
「う”ぅわあ”あ”あ”あ”...がっ!!ぐ、るじい”...!!体が...壊れていぐ...!おい...これを止めろぉ、止めてくれぇ!!俺がお前に何したってんだ...!?」
「はぁ??今さっき俺はお前に対する殺害動機について簡単に言ったよな?聞いた上でその発言をしたってわけか?あーもう手遅れか...。お前の頭は完全に腐ってるわ。清掃員のくせに自身のその汚れた脳と心は一度も掃除してなかったんですかー!?もういいです、残酷に死んでくださーい。以上」
“苦しめ”
「嫌だぁ、嫌だっ............助げで............あ”あ”あ”いれtれうyb...!!!」
ウイルスに蝕まれている最中の説田を雑に蹴ってどかして、次は未だ幻術で絶叫し続けている池谷を殺しに行く。
「さっきからぎゃーぎゃーうるさい」
ゴキャッ「あ”......が...!」
幻術を解くと同時に右足を雑にへし折る。泡を吹いて精神崩壊寸前の状態を少し回復させてから、拷問を再開する。
「オラオラオラァ!!これくらいの殴打ではまだ死なねーよな?今は運動したい気分だからサンドバッグにでもなってろやぁ!!」
「ごはぁ!?や、めろ...折れる...ぎゃあっ!!俺たちは、たけしさんを貶したお前が許せなかったから、お前を追い出そうとしただけ、だ...ごふぅ!そ、ぞれだけだ...!お前が招いたことだったはず、だ...!」
「はいはい苦し紛れのクソな言い訳とかもういいから。一応お前らは立派に社会人やってたはずなんやろ?お前に至っては社長なわけや。なのにあんなクソ老害に乗せられて一緒になって俺を排除しようとしたのは理解できねーよなぁ?にもなってそういうことするとかマジでクソだと思うけどなぁ!」
はいここで渾身のストレート打ち!今の一撃で奴のアバラが折れる音がして、池谷は吐血した!
「まー社会ではよくあることなんやろーな...。仲の良い奴が“アイツ気に入らんから排除しよーぜ”って言ってきてそのワケを聞いて納得したらそいつらも言い出しっぺと一緒になって標的を排除しようとするんや。
ホンマによくあることなんやろーなぁ!ホンマあの時の社会ってマジでゴミクソなんだったなーってお前らから教えてもらったわ!!今もどうせクソなんやろーな......お前らみたいなクズが未だ社会人やってる以上は...。
まぁ今はそんなことどうでもいいか......今はただお前を地獄に落とすことに尽力するかぁ!」
「お”、あ”ぁ...!か、考え直してくれぇ!俺も、魔が差して大人気ないことしてしまったのは申し訳ないと――」
「魔が差しただ...?へぇ~~~、魔が差したからお前は軽い気持ちで俺の人生を狂わせることに加担したんか...?」
悪魔みたいな笑みを浮かべる俺に池谷は恐怖に震える。己の失言に自覚したようだ。
「へ...ちが、違う――」
「じゃあ、俺も.........すごーく魔が差したから、お前を残酷に殺しまーすっ!!」
俺の両手にあるのは、海賊漫画に出てきそうな、曲線で走った形の剣だ。それを......雑に振るって池谷を刻みまーすっ!!
「うぎゃあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!ごふぁ、ごぱぁ...!!うわああ、血がたくさん...嫌だがぁぱ...!ごめんなさいぃい......げぁあっ!!」
「はーい、深く切って抉って断って刺して圧して潰していくよ~~!さらにぃ、激痛をもたらすウイルスも、投入ぅ!!」
「得れrtbれwtybⅯ」Bみmt、ウれ家rうぇいⅯ...!!!」
最後は細切れに刻んで、脳内をウイルスで完全に破壊して廃人にしてぶち殺した。
「さて、俺が今回復讐する清掃会社の中でいちばん殺したいと思ってる、あの野郎の居場所は………………ああ、今はそんなところで住んでいるのか。
よし、待ってろ。今からお前に地獄を嫌というほど体験させてやるからなぁ!!」
瞬間移動して、三人目の復讐対象がいるところまでひとっ飛びする。
今回のメイン復讐回は、ここからやっ!!