転生して帰って来た俺は 異世界で得た力を使って復讐する(全年齢)


 「対戦相手やから、こうやってタックルして攻撃するっ!」
 「っ、が...!何すんねんこのクソボケぇ!」
 ガスッ「あ”...!?何やねんテメェ!雑魚が俺を殴りやがったなぁ!?」
 「知るかクソが!いきなりど突いてきておいて、逆ギレしてんじゃねーよ害児が!!」


 中村一輝に目を付けられたきっかけは、一年生の春、体育の授業...サッカーの時間だった。奴は前の小学校でカースト上位に位置する不良だったようで、中学に上がってからもクラスでは逆らってはいけない系の生徒になり、完全にイキっていた。
 そんな野郎がある日サッカーのゲーム中に、意味不明なことを叫びながら俺に悪意あるラフプレー...悪質タックルを仕掛けてきやがった。それにキレた俺は仕返しに奴の汚いケツに蹴りを入れてやった。そしたら、自分から仕掛けてきた分際で、奴は逆ギレして汚い言葉をとばしながら俺に暴力を振るおうとした。その時の俺は適当に奴の足を払って転倒させて、後から来た教師によってこの争いは終わった。
 だがこの件をきっかけに中村は俺を敵視し、本山や谷里ら、さらに仲が良い前原や小西ともグルになって俺の虐めの主犯者となった。
 奴は一人では俺に殴りにかからないくせに、集団になると意気揚々と俺を殴り蹴ってくる...そういう卑劣野郎だ。

 「へはははは!雑魚が、雑魚がぁ!雑魚のテメェがあの時生意気にも俺にたてつきやがって!!生意気なんだよテメェ!他のあいつらと変わらない陰キャラの分際でっ!俺にたてついて恥までかかせやがって!!オラっ!もっと痛がれやクソが!」
 「ぐっ!あ...!ぐあ...!」
 「えははははははは!!そうそう、テメェはそうやって俺ら勝ち組に甚振られてりゃええんじゃボケェ!」

 「......一人では俺に勝てない分際が!雑魚は、お前、だ!この卑劣野郎が!!」
 「あ”?黙ってろやクソがああああああ!!」
 ボゴォ!「っ...!」

 一対一だと俺に勝てないと心の底では分かっているからこそ、こうして仲間を集めて多数で攻撃しにかかる。こいつはそういう弱くて下衆な野郎だ...!


 「ははははははは!!オモロっ、おもろいわコイツ!一輝に殴られたその顔オモロすぎww」


 そしてもう一人、俺を虐げるクズ...小西陽介。
 当時のコイツは身長150㎝台のチビだった。だが奴のクソ我が儘思考とバックに中村や前原がいることがあって、好き勝手に振舞う害児となっている。中村と同じ不良グループとして毎日調子に乗っていた。


 「ははは!そう言えば青山から聞いたけど、コイツ、チ〇デカ野郎なんだって?サイズがモンスターレベルだって?うわ~~キモぉww」

 そして小西は、体格が理由で中村よりも非力だ。だが悪口が随分達者のクズ野郎だ。毎回教室で俺の悪口・デタラメな悪評を大声で言いふらしていた。そのせいで、俺は学年では肩身が狭い思いをして、嫌な視線を浴びることになった。
 さらには虐められている俺に関わりたくないと、誰もが小西のクソみたいなノリを止めることはしなかった。むしろ井村や清水のように奴らに同調するクソ野郎どもが増えたくらいだ。
 そして俺の悪運の酷さには底が無かった。3年生に上がるとその小西陽介と同じクラスになってしまった。当然奴の俺を貶して侮辱する活動はエスカレートした。
 清水の“鼻くそ騒動”に乗じて、清水以上に騒いで俺をさらに貶しまくってきやがった。
 ある時俺はブチ切れて小西を思い切り殴った。その後俺を待っていたのは、奴と仲が良い中村と前原、そして本山らによる報復という名の理不尽な集団暴行だった。


 ガスッッ!

 「鼻くそがぁ!クズが雑魚が!!殺すぞゴラァ!!」

 ベキッ!

 「陰キャラが俺らにまだたてつくんか!?ええ、杉山ぁ!!いい加減キモいんじゃオラぁ!!」

 ドスッ!

 「テメェは自分の鼻くそでも食って生活してろゴミが!!死ねボケ!!」

 「づ......あ...!」


 この一件があっても、あいつらは、何のお咎めもなかった。俺は全治1週間の怪我まで負わされたのに...意味が分からなかった。
 後に、あいつらが罪に問われなかった理由が、前原優のコネによってのことだと知ったのは、高校へ進学して......そこでもあの3人と遭遇した時だった。


 そう、この3人からの虐めは、中学では終わりにならなかった。成績不振のせいで偏差値が低い高校しか進学できなかった俺を待ってたのは......また理不尽な虐めだった。
 その主犯者は2名。中村一輝と小西陽介だ。前原優は、勉強ができる奴だったらしく、別のレベル高いところへ進学した。だがあの二人がいる限り、奴からも虐げられるハメに遭った。
 放課後になると、前原が学校の近くに現れて、二人と合流して俺をまた虐げてきた。暴力は当たり前、ボコボコにされた俺の無様な負け姿を撮影してネットに晒したり、私物をぐちゃぐちゃにしたり、タバコを体に押し当てたりなど、より酷く過激な虐めを受けた...。


 「あ、あ”あ”あ”あ”あ”あ”...!!」
 「「「ぎゃはははははははははは...!!」」」


 6年間俺の学生生活は...主にこの3人によって汚され踏みにじられて、思い出したくもない最低最悪なものとなった...。それが原因でロクな将来しか築けず、失敗して壊れて...死んだんだ。

 
 俺の人生を潰しやがったこいつらだけは、絶対に赦さない、復讐する!
 




 「ぐはっ!おえ...!」
 「あぢぃ!!あんだこれはぁ!?」
 「おい水だ!火がついてる!!」

 爆発の火をくらってパニックを起こすクズ3人を暫く眺めてから、俺はゆっくりと奴らに近づき......

 「水ならここにある...ぜっ!」
 「「「ごばぁ...!?」」」

 3人全員を囲むサイズの大きな水の牢獄を瞬時に発生させて水中に閉じ込めてやった。水の無い所でこの規模の水を発生させた俺は、火で騒いでいたこいつらが今度は水で溺れて藻掻いている様子を10秒くらい笑って観察した後、魔術を解いて3人を解放する。ここで殺すわけがない。これはほんの前座だ。

 「ったく、喫煙所外でタバコ吸いやがってヤニカスどもが。俺が消火活動してやったぞ。感謝しろ」

 数秒間水で咽た3人のうち、前原優が最初に俺に怒声を浴びせる。

 「お前...誰や?いきなりこんな......意味分からないことしやがって!何なんだお前はぁ...!?」
 そう怒鳴りながら前原が片手を後ろにして端末で何か操作しているのを、俺は見逃さなかった。アレは携帯電話とかスマホとかじゃない...警察に通報したわけじゃないみたいだ。奴の性格から考えられるのは......お仲間を呼んだってところか。

 「俺だよ俺。杉山友聖だよ。六年間お前らに理不尽に虐げられた...おそらくお前ら三人のいちばんの被害者だよ」
 「何...杉山だと?...............杉山、友聖か!?」
 「そうだよ前原......お前とは小学の頃から一緒だったよなぁ?九年間同じ場所で勉学を受けた者同士、だ」
 
 俺のことを思い出したことで驚いて聞き直す前原に、俺は鷹揚に頷く。
 
 「はぁ...?優、このクソガキと知り合いなんか?」
 「.........信じられないが、あいつだ。杉山だ。ほら、中学・高校一緒だった...」
 「あ?............あ!あいつか!?俺らが潰したあの――

 ドゴン!――づあ”!?」

 「はい小西君正解。随分背が伸びたな?検索してなかったら誰だか分からなかったぞ」

 俺がどんな奴だったかまで口に出して答えた小西に褒美に拳の一撃を腹にくれてやった。5m程吹っ飛んだ。

 「「な...!?」」

 小西のやられように残りの二人は呆気に取られる。それを気にすることなく俺は一人でに語り出す。

 「いや~~~あの頃とちっとも変わらず、お前らはずっと悪どいことをしては巧妙に警察から逃れてのうのうと暮らしている。あの頃のお前らを害児と呼ぶなら......今のお前らは老害だな?人を陥れて辱めて虐げて、奪っていく。そんな最低蛆下衆糞ゴミクズ、生きる価値無し、この国には要らない汚物が、お前らだよ」
 「あ...?何言ってくれてんだテメェ、おいゴラ」

 俺の罵詈雑言に中村が額に青筋浮かべてガンをとばしてくる。それに対して俺は鼻で笑ってやった。

 「聞こえなかったか?お前らは歩く害悪だって言ったんだよ?他人を害することしか出来ないお前らクズ3人は、この俺に今から復讐されるんだよ。学生時代に受けた虐めに対する復讐だ...!」
 「さっきから意味不明なことをベラベラと...!これだけは分かるぞ?テメェは俺らを馬鹿にしてるってなぁ!殺す......」
 「待て一輝。さっきの見ただろ?陽介を吹っ飛ばす腕力がこいつにはある」
 
 俺の挑発にキレた中村だが、前原が冷静に待ったをかける。
 「じゃあどうすんだよ!?こいつを見逃すとかあり得へんぞおい!」
 「こいつを甚振るのは俺らじゃない......ほら、来たぞ」
 「......おお!いつの間に!」

 前原が後方に視線を向けたと同時に、何やら黒い車やバイクがいくつも向かってきて、数十人の黒服やチンピラが出てきて俺を囲んだ。

 「へぇ~~~高校でお前が言ってたボディーガードや暴力団の連中か。こんな奴らをたくさん雇ってるとか、本当に金持ちなんだ?」
 「余裕かましてんじゃねーぞ杉山ぁ。俺らにたてついて......しかもあんな目に遭わせて...!ここは学校じゃねーんだ。今度は、生きて帰さねーからな...!!」


 ヘラヘラ笑う俺に対し前原は怒りの形相で連中を示して脅してきた。......そうだなぁ。まずは俺とこいつらとの明確な力の差ってやつを思い知らせてあげるとしよう...!

対象 中村一輝

 「やれぇ!手足を潰して動けなくなるくらいまで痛めつけろ!止めは俺らがやる!!」

 前原がそう命令すると同時に、鉄パイプやナイフと手にしたチンピラどもがまず勢いよく突進してきた。

 「あーあ~~。大人数でそんな武器持って突っ込んでくるのはダメだろぉ~~。そんなことしたら、さぁ!」

 チンピラどもがぶつかってくる直前、俺は地面を強く蹴って、瞬時に真上へ跳んだ。突然の回避にチンピラどもはもちろん対応出来るはずがなく、勢いそのままお互い武器を構えたまま......

 「「「ぎゃああああああああああああ!!!」」」

 囲んで突っ込んできたチンピラどもは、互いの武器...鉄パイプやナイフ、木刀なんかをモロにくらう羽目に遭い、自爆した。

 「集団で一人をボコる時は、ただ囲んで突っ込めば良いってものじゃない......まずは敵の動きを封じるべく押さえ込みに行かなければならない。中学や高校の頃はよくそうやって俺を動けなくしてたよなぁ前原くーん?」
 「ぐ...!馬鹿かお前ら!!考え無しに突っ込むな!まずは杉山の動きを止めろ!!」

 「でもな。俺に限っては、どんな作戦も意味無ねーんだわ」

“筋力操作” 筋力を本来の強さに回帰。

 ブンッ!!「「「「「ぐぎゃああああああああああ!!!」」」」」

 久しぶりに、自分のフルパワーを解除して、鋭い蹴りを放った。その風圧だけでチンピラどもは宙に舞って戦闘不能。蹴りをモロにくらった奴は、みんな即死した。こいつらは復讐対象でも何でもないただの虫けらだし、さっさと殺しちゃおう。

 「な...!?え.........」
 「そんな、嘘...だろ...?」

 中村と前原は俺の異常な力を目にして狼狽する。無理もない、こんなの漫画や特撮か何かでしか見たことない...実際こんなことが出来る人間なんて存在しない、それが常識だって確信しているのだろうから。

 「でも残念!これは現実だ!ほらこうやってお仲間どもが無惨に殺されてるだろ!?」

 ゴウッ!ベシャァ!!
 ブォン!グチャァ!!
 ズドドドドドドドド!!!ブチャベチャゴチャァ...!!

 腰をしっかり回転させての剛腕ストレートパンチ、全身の筋肉を使った回転蹴り、一撃一撃に全力と殺意を込めたラッシュ。俺を囲んでいた敵どもはたちまち屍肉と化して斃れていく。その惨状を目にした生き残りのチンピラと黒服どもはすっかり戦意を失くして、恐怖に震えて俺から離れていく。
 しかし一度敵意を以て俺の前に立った以上、戦意を失っていようがそれらを逃がしてあげる程、俺は甘くはない。

 「こらこら。ちゃんと最後まで戦いなさい...っと!」

 ズパン!ドゴォ...ン!!

 「「「「「あぎやああああ”あ”あ”あ”あ”あ”...!!」」」」」

 どデカい風の刃を飛ばして切り裂いたり、大規模の火炎爆弾を投下して消滅したりと、あとは広範囲の殺人魔術を適当に撃って殺した。これで前原が寄越した刺客は全滅したみたいだな。久々の全力運動が出来て楽しかったぜ!

 「ば、化け物だ...!殺される......う、うわああああああああああ!!!」

 中村がさっきまでの態度から一変して、俺を恐怖して悲鳴を上げてここから逃げ出そうとする。が、すぐにその進行は妨げられる。見えない壁にぶつかった中村は、鼻血を出してやや吹き飛んだ。
 いつもの結界を張って、さらには前原と小西の全身を鎖で簀巻き状に拘束した。今回は3人いるからな......順番に復讐して回らなければならないから、残りはこうやって邪魔されないよう拘束しておかなければな...!

 「というわけで、まずはお前からだ......中村一輝君」
 「ひっ!あぁあ......来るな!!来るんじゃねぇ!!」

 追い詰められてヤケを起こした中村は、俺に殴りかかってくる。ハッwwあの時と同じだ。一人だとこいつは本当にただの雑魚だ。何の脅威も無い、ゴミクズ野郎だ。
 とんできた拳をしっぺの要領で叩き落とす。それだけで奴の手首が砕ける音がした。

 「ひぎぇあああああああああ!!?」

 たかが手首が壊れたくらいでいい年こいた男が情けなく絶叫する様は小物そのもの。俺はあの6年間、こんな小物で雑魚で卑劣野郎に虐げられていたのかと思うと、激情に駆られてしまう。こいつには思いつく限りの拷問で苦痛を与えなければダメだ。

 「分かってても......ああダメだ。お前を前にすると、今すぐ死体に変えたくて堪らなくなるっ!!」

 ズバァン×5、ザクザクゥ!!

 「い”や”あああ”あ”あ”!!腕がぁ脚がぁ!!腹を斬られたぁ!おぇっ、し、死ぬ、ぅ...!!」

 気が付くと中村の全身をやや深めに斬ってしまっていて、血をたくさん流させてしまっていた。慌てて治療して出血を止める。
 ダメだダメだ......もっと冷静に怒《いか》るべきだ。コイツを如何に地獄を見せて残酷に殺すのかを考えながら怒るんだ。頭の中まで血に染めてはいけない......よし、もう行ける。

 「あっ、えああ......!ご、ごめんなさい。ごめんなさい...!」
 「......何への、ごめんなさいなんだ?」
 「ひっ!?その...舐めた態度取って、口きいてすみませんでしたっ!もうしません、ごめんなさい...!」

 ガタガタ震えるこのキモいおっさんを冷徹な目で見下しながら、俺はため息を吐く。

 「お前さぁ、俺がどうしてこういうことしてるか分かってる?前原、そして小西もだ。俺さっき言ったよね?復讐するって。つまりそういうこと。お前らには強い恨みがあって、殺したいくらいの憎悪を抱いているわけ。だから謝罪とか、そーいうクソみたいな言葉は求めてねーんだよ」

 「う、恨み?憎悪?復讐?.........あ、ああ...!」
 「そうだ、お前らが俺にしてきたこと、思い出したよな?6年に亘ってお前ら3人中心に俺を理不尽に虐げてきた。そのせいで俺はロクな人生を送れなかった。進学できず、ロクな雇い先しか見つからず、心と身体が潰れてしまった!お前らから受けた傷は!とても深く深く、人生を狂わせる程だった!!」
 「ひぃいいいいい!!」
 「う...ぐ!」
 「う、あああ...!」

 俺の怒りのシャウトに、中村はビビりまくり、前原は身に覚え有りといった様子で閉口し、小西も同様に思い出して顔を蒼褪めさせている。

 「お喋りは以上だ......... “苦しめ” 」

 「!!びゃあああああ!!何だ何だあ”あ”あ”あ”あ”あ”…!!」
 
 幻術の中で四肢を―――、線路に固定させて―――、溶鉱炉――――などなど...様々なエグいシチュエーションを体験させた。
 
 「足りない......もっと “苦しめ” 」
 
 毒虫に全身を蝕ませたり、鏡で自分が無惨に―――なところを見せたり、血液を沸騰させて―――などなど……延々と色々な激痛を味わわせたり、チェーンソーで内臓を―――、ゆっくりと全身を腐らせてからその体に―――――して.........

 「あ”あ”あ”あ”あ”!!ぎげえ”え”え”え”え”え”!!でびゃああああああ!!びぎぃい”い”い”い”い”い”い”い”い”い”!!」

 実際に行ったらすぐ死んでしまうであろう拷問を、延々と幻術の中で体験させた。死ぬことはない。精神崩壊する前に治療して元に治してるから。ずっと苦しめることができる!

 「元はと言えば、俺にちょっかいかけてタックルかましてきたくせに、俺が反撃したら逆上して俺を虐めやがって!しかもお前はいつも仲間がいる時しか攻撃してこなかった。一人では俺に勝てない雑魚だからだ。だからいつも本山や谷里、そして友達の前原たちと一緒に俺を暴行したんだ!」
 「あ、がが...!がひぇ、ごぱぁ!」

 「中村ぁ、お前は弱いからそういう卑劣なことしかできない最低の糞下衆野郎だ。一人じゃロクに何もできない...虐めすらできない弱いクズだ!そんな自分を棚に上げて、俺に対してクズだの雑魚だの陰キャラだのと罵って、学校来るな死ねだと言いやがったよなぁ!?」
 「ばGぴゅゆml、mんjxべがっ!!」

 「あの時の言葉そのまま返すぜっ!!お前がクズだ!お前が雑魚だ!お前こそ学校に来なければ良かったんだ!お前こそ、あの時死ねば良かったんだよクソが!!おらぁ!!」

 べリィ...!「いぎゃあ”あ”あ”あ”!!爪ええええ”え”え”!!」
勢いよく手の爪を剥がして、ようやく直に激痛を与えていく。

 「それくらいの痛みで喚くな、ウザい。さっきみせた幻術みたいなことしないだけマシと思え、あんなことを本当に実践しない俺に感謝するところだろうが。俺が受けた6年間の痛みは、こんなもんじゃねーぞぉ!!」

 べリべリべリィ!!「うげらぁあああああwcrfエんfねffゴァ!!」
 両手両足の生爪を全て雑に剥がしてやると呂律が回らなくなる程の絶叫を上げて、大変面白い光景だった。

 「あははははははは!!痛いか?学校を卒業した後もずっと虐げる側でいたお前には耐えられないレベルの苦痛なのかもなぁ!?人の痛みも受けた傷・屈辱なんかについてちっとも考えないで、ただ面白がって散々悪事を犯してきたお前らには、この程度の苦痛ですら正気を失いかけてやがる!!なんてクソ甘いゴミクズ野郎なんだお前らは!!」

 今度は指を一本一本ランダムにへし折る拷問を楽しみながら(中村はうるさく叫ぶ)そう言ってやると、前原が疑問をぶつけてくる。

 「悪事やと...?さっきも俺らのことをそうやって悪いことをしまくってるとか決めつけているが、お前は知ってるっていうのか!?」
 「ああ?俺の口から言わせたいわけ?別に良いけど...。今は中村への復讐中だから、こいつの主な悪行について喋るぞ?
 高校卒業後、前原が大学から連れてきたお前らの新しいカモを虐めだす。サンドバッグとして暴行したり、金銭を巻き上げたり、最終的には自殺させたようだな?」
 「「「なっ...!?」」」
 
 何故知っている!?と言いたげなリアクションをしてくれたことを面白く思いながら続きを言う。

 「それ以降も前原が用意したカモどもを度々虐げて、人の尊厳を踏みにじってきた。
 若い頃は年に2回以上、女子高生や女子大生を3人で強姦したそうだな?前原のコネを利用して犯罪を上手いこともみ消したことで、被害者の女全員は泣き寝入りせざるを得ない目に遭い、中には自殺した子もいたみたいじゃないか?
 さらに30歳過ぎた頃は、暴力団の連中と一緒に政治家の人間を脅して、家族を潰して、人妻に手を出したりして、過去何十人もの人間を不幸にさせて狂わせてきて、クソ野郎っぷりを発揮した。
 つまりお前は、前原のコネで好き勝手にその汚い手を悪事でさらに汚く染めて、たくさんの人を潰してきた!!」

 「あ......ぎはぁ!」
 「まぁお前がしてきたことはそんなもんか。別に俺は学校卒業後で犯したことについてはどうこう咎める気は無い。知らない人間がお前らに何されようがどうでもいいし。けどなぁ......」

 ボキャア!「うぎやああ!!」

 「俺を甚振って辱めて、俺の人生色々台無しにしてきたことは絶対に赦さねー。復讐してぶち殺すって決めてんだ。その為に今日はお前らに会いにきたんだからなぁ」

 もうへし折るところが無くなった指を踏み砕いて、俺は再び中村を甚振る。幻術は終わりにして、ここからは直に苦痛を与えていく。

 「良かったな?ずぅっと人の苦痛を知らないでいたお前が、今日この場で少しはそれらを理解できるのだから。では...拷問を続けよう!」
 「や...やめてぐれぇ!人の痛みってやつは、もう十分分がった。俺は今後改心するから!二度と人を傷つけないって誓うから!杉山、お前に服従するからぁ、もう俺を甚振るのは勘弁してぐれぇ”!!」
 「知るか。拒否権もお願いする権利も無ぇんだよお前には。後はただ生まれてきたこと後悔してながら俺に理不尽に拷問されろ。そして死ね」
 「ぞ、んなぁ”...!!」

 醜い命乞いもガン無視して、冷酷な死刑宣言を受けた中村は、絶望の淵に叩き落とされた。後は少しでも長くコイツに苦痛を与えて殺すだけだ...!

 「さぁて、最後にお前に苦痛を与える道具は、このチェーンソーです!」
 
 切れ味最高で、刃が複雑についているチェーンソーを創りだして稼働させる。躊躇いなく中村の指と指の隙間に―――――!

 「ぎぃやあ”あ”あ”あ”あ”あ”!!いだい”い”い”い”い”い”!!」
 「そら痛いだろうなぁ。指の間ってデリケートゾーンだからなぁ。紙で切った時のアレはヤバいよなぁ。それがチェーンソー刃ときた。想像絶する痛みだ!あははは!!」
 「ごの”っ悪魔ぁ!俺らが虐めでだ時は、ここまでのごどはしながったはずだぁ!!」
 「だから?つーか清水や青山にも言ったことだが、俺はお前らに対しては短時間の拷問で済ませてあげようとしてるんだ。だったらこのレベルの苦痛くらい耐えきってみせろよ。6年間ずっと虐げられ続けた俺と比べたら、一日も満たない時間での残虐行為なんて、大したことねーだろう、がっ!!」
 
 ギュイイイイイイイイイイイイイン!!ガガガガガガガガガガ!!
 「でびがぇああああ”あ”あ”!!!」

 「次、手首と足」
 「あぎゃっ!!」
 「次、腕」
 「あっああ...!!」
 「次、脚」
 「ああ......」

 そこから数十分かけて、チェーンソーで中村の全身を壊していった。治療で精神を戻すとまた面白いくらいに絶叫して、泣き喚いて、命乞いをして、絶望して......俺はそんな中村の醜態を、ただ面白がって非情に嗤ってやった。

 「はい、チェーンソーを縦に構えて―――――!!」

 ギュイィングチャアアアアア!!

 「あが!ゴパァ!!助けっ!!嫌だぁ...!!アゲらぱっ!!
 ご、ごんなことならっ...お前なんか虐めなけれ、ば...よかっだ......あ、くま...あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”...!!」

 最後は腹に深く突き刺して、中村一輝の命を完全に終わらせた。
 死ぬ間際に俺を虐めたことに後悔した感じのセリフを吐いてたが、それこそ今さらってやつだ、下らない。
 ともあれ、ずっと...特に残酷に殺してやりたいって考えていたこのクソ雑魚野郎をこうして残虐なやり方を以て殺すことが出来た。大変喜ばしい。

 「まず一人目」

 だが今日はこれで終わりじゃない。まだ二人、中村と同じくらいに殺したいのがいる。今日ここにいるのは全員が虐めの主犯格。たっぷり苦痛を与えて殺してやらなければなぁ...!!

対象 小西陽介

 中村一輝だったモノを、前原と小西の方へ蹴ってぶつける。

 「ほら、お友達だった奴の残骸だ。黙とうくらいしたらどうだゴミども......くははは...!」
 
 死体を嘲笑う俺は、誰が見ても外道にしか映らないだろうな。けどコイツらの前だったら、俺は喜んでクズにでも外道にでもなってやるさ。それで俺の心が潤って満たされれば良いのだから!

 「お前ェ、よくも一輝をォ!!杉山、杉――(ベキッ)やばがぁ!?」
 「うるせぇよ、悪人どもが。友の死を嘆くのは勝手だが、その原因をつくったのはお前ら自身なんだってこと忘れてんじゃねーぞ?咎める権利なんてねーんだよ汚物ども」
 「がぁ......うるせぇ!殺す、殺してやるぞぉ!杉山ぁ...!」
 「はいはい分かった分かった。出来ればイイね?それより次の復讐に移るぞぉ。というわけで次は......お前、だよっ!!」

 ドガッ!「ぎゃあっ!!」

 前原を煽りまくってやって、くるりと急転換して小西の顔面を蹴り飛ばす。数十m程吹っ飛ばしてピクついているところに肘を打ち下ろした。

 ミシベキィ!「げあ”あ”...ぁ!!」

 肋骨を砕いてしまった。早くも小西を壊すところだった。

 「いかんなぁ。俺って奴は加減が中々できないようで、これじゃあ簡単にお前らを殺してしまうじゃねーか。お前らにはいっぱい苦痛を味わってもらわなければだしなぁ」

 吐血して痙攣している小西を治療して、再度甚振りにいく。その際にほんの少し自身の筋力を弱体化させて、うっかり殺さないようにする。

 ドガッ!ボキッ!バキィ!ミシィ、ゴキャ!ガガガガ...ゴスッッッ!!ドグシャァ!!

 「が.........ぱぎゃっ...!」

 数分間、殴って蹴るの「一人リンチ」を楽しむ。打撲痕が無いところが無くなるくらいになるまでずっと暴行し続けた。
 その間はずっと無酸素運動のようにぶん殴り続けた。今の俺の体力は6時間以上全力疾走を続けられるくらいあるから、この程度でへばることはない。

 全身に打撃を十分に浴びせて、再び虫の息になったところで一人リンチを止めて、小西の頭を乱暴に掴んで目線を合わせる。

 「よぉどうや?また一人で当時お前らが観賞していた集団暴行ってやつを、小西の体で再現させてみたんだがどうやった?今お前が見てたのが、かつて俺が見てた最低最悪な景色だったんやけど......少しは俺のあのクソみたいな気分が分かったか?」
 「......ぁがぁ......」
 「ハァ、質問に...答えろよぉ!!」
 
 バゴン!!「づあ”...!!」

 あ~~いけない、またすぐに壊すところだった。治療してギリギリ生かしておく。
 今日の俺は随分短気だなぁ。やっぱり虐めの主犯格...特にコイツからはいちばん長く虐げられていたからよけいにムカつきが増すんだろうなぁ...。

 「お前は、中学の時は俺のイチモツを馬鹿にして騒ぎで貶すところから始めて、休み時間は俺がさっきみたいにリンチされてるところをゲラゲラ笑って囃し立ててたっけ。3年生に至っては俺への侮辱・私物や名誉の毀損がもっとエスカレートさせたよなぁ?
 鼻くそから始まり、常に机と椅子には俺を貶す内容の落書きがされていて、プールの時間では俺を女子の前で汚物扱いするというクソ幼稚な嫌がらせもしてきて、挙句鋏で俺の手を切ったこともあったよなぁ?......聞こえてますかぁ!?」

 ミシメシ...!「うぐあ”っ!!」

 「うん、聞こえているようでよろしい。続けようか。
 高校に進学した後も最悪だったなぁ。中学の頃の俺を言いふらして、しかもなんか俺が悪い感じに脚色までしやがってさぁ......そのせいで俺は高校でも味方がいなくなってハブられて敵視されて!新しく仲間を加えて俺をいつも暴行してくれたな!?
 あの時からお前も暴行に加わるようになったっけ?タバコを額に当てられたの、アレ凄く熱くて痛かったなぁ。しばらく痕残ったんだぜ?」

 メシメシミシ...「や”っ!や”...め”!」

 「お前らの雑談から知ったんだが(本当は検索魔術で知った)、お前他校の...前原のとこの女子生徒を犯したことあったんだって?18才なる前にそういう性犯罪犯してたとかエグいなお前!俺以外の生徒何人かの人生をも狂わせてたわけだぁ。
 やっぱさぁ、お前らの方が学校来るべきじゃない最低のクソゴミ野郎じゃん!なのに......人間として終わってるクズがさぁ!この俺を貶めて辱めて虐げてよぉ!!最終的には俺を引きこもりにさせて、大学への進学も潰しやがったんだよな!!!

 絶っっっ対に赦しちゃいけないよね?ああ絶対にダメだ!!お前はさっきみたいに惨たらしくぶち殺さないとダメな人間だああああ!!!」

 ミシミシメシィ......ボギャアァ!! 腕を割りばしみたいに折ってやった。

 「づぎゃあ”あ”あ”あ”ああああああ!!!」

 「さっき死んだゴミカス野郎と同様、お前も虐げる側しかなったことない人間なんだろ?だからもっと教えてやるよ。虐げられる人間の気持ちを。どんなに惨めに思うか、怖いと思うか、憎いと思うか、厭なものかってのを、自身で体験しろっ!!!」

 足を掴んで地面に打ち付ける。

 「ぱげらっ!!」
 「コンクリだと死ぬよな。なら芝生で許すか......お、あそこに吐き捨てられたガムやう〇こが落ちてる。あそこに...ほら、顔面ダーーイブっ!!」

 ベチャァン!「うぎやあああああああ!!」

 「あはははは汚いか?俺もお前らにゴミぶっかけられたことあったっけ?酷い時はトイレにへばりついてる糞を付けた雑巾とか押し付けられたことあったな?ホントお前には人の尊厳・自尊心をぶっ潰されたなぁ!!」


 「いびゃあ”あ”あ”!!ぎだな”...やめろ”ぉ!!」
 「汚くはないだろ自分の吐いたものなんだから......あ、そっか!お前の存在そのものが汚いゴミだから、自身の唾もゲロも汗も涙も血も、お前にとっても汚いって思えるんだな!そらそうだーーっはっはっはっは!!」
 「う......う”あ”あ”あ”あ”あああああ...!!」

 しばらくグリグリ押し付けてやっていると、小西は突然情け無く泣き出した。

 「おいおいおい、40過ぎたオッサンが、これくらいの虐めで泣いてんじゃねーよ。あの時同じような目に遭わされた杉山友聖はどうしてたっけ?俺すごく怒声上げてたよな?必死にやり返そうとしてたっけ?いつも反撃しようと殺意こもった目でお前らを睨んで――「......かった...」――あ...?」

 小西の掠れ声が聞き取れずもう一度促す。

 「お...れが、悪がっだ!!す、杉山を虐めだ俺が悪かった!だのむ、もう見逃しでぐれぇ!!罪は償うがらぁ!ごれまでのごど全部自首じで、罪を償う”がらぁ!!杉山にも”、赦してぐれるまで何でも従う”がらぁ!!6年間虐めを犯じでじまっでずみませんでしたぁ...!!!」

 手を離して解放すると同時に、小西は土下座(地面に何度も頭打ち付けて)して泣いて謝罪して赦しを乞うてきた。ガタガタと全身を震わせ、俺に対する怒りや憎悪など微塵も感じられない。
 本当にこいつら虐げる側ってさぁ、自分がされたら厭なことをなんで嗤いながら他人に強要して強行するんだろうなぁ?いや分かるでしょ、こんなことしたら自分絶対嫌だわーってことが。
 だったらそういうことしないでおこう...っておもうのが普通の人間だと思うのだが...。

 (ああそうか......ここにいる3人とも、お前らは人間じゃねぇ...ってやつか。道徳心の欠片も無いこのクズどもには無理なんだ、“人が嫌がることはしちゃいけない”ってことを守るのが。)

 一人で勝手に納得した俺は、未だ震えながら泣いて土下座している小西の前にしゃがみ込む。

 「......何でも従うって、確かか?」
 「っ!は、はいっ!!本当です!杉山の言うこと何でも従いますっ!!何なりとぉ...!!」
 「ぶははw必死じゃんかぁ。そうかそうか、何でも従ってくれるんだぁ。じゃあ早速なんだけどさぁ......」

 俺の優しい口調に、小西は顔を上げて安堵したような表情を浮かべる。
 しかし俺はそのクソまみれの安らかな顔を――


 「ここで俺に惨たらしく殺されてくれ☆」
 「――――へ、ぇ...?」

 絶望に染めてやって地獄の底へ叩き落とすっ!!!
 
 「や...え!?いや違う!!命だけはっ!頼む、殺しは止めてくれ!!死ぬのは嫌だああああ!!」
 「ああ死ぬのは嫌だよなぁ。お前らに虐げられた者みんなそう思ってたはずだ。しかしお前らがそいつらを死に追いやった。今度は俺がお前を死に突き落とす番だ......では処刑を始めますっ!!」

 まだ土下座姿勢でいる小西を仰向けにして手足を潰す。さらに重力を操って小西の動きを止めてやる。まるでまた板上にいる魚だ、こいつは。


 「よっ止せェ!?止めてくれ止めてくれ止めてくれ!!本当に頼む赦し――」

 必死の制止に当然耳を貸すことなく、執行――――!!!

 「あ”............あ”、あ”.....................」

 小西陽介の価値無いクソ命を終わらせてやった。


 二人目復讐達成。

対象 前原優

 「よーぉ杉山!今日はこのゲームで遊ぶで!」
 「おおっ、これ新しいやつやん!もう買ってくれたのかよーすごいなー前原んちは」
 「まーなー!俺がお利口やからやな!頼めば何でも買ってもらえるねん。あと俺んちは――」

 小学校低学年の頃、前原優とは放課後で割と一緒に遊ぶ仲だった。時には奴の家に上がってゲームすることもあった。
 あの頃は......お互い気が合うガキ同士だった。歯車か何かが狂い始めたのは、6年生の終わりか...中学に上がってからの頃だったか。

 「杉山?ああアイツは本当に最悪な奴でな~~」
 「お前......ムカつくんだよなぁ。俺がお前に劣るとかあり得ねーんだよ」
 「お前は俺の下にいればいいんだよ!」
 「くははは!見た?汚されたノートとか上履きを見た杉山の顔、笑えるww」
 「オラぁwオラぁwwお前一人で俺らに勝てると思うなバァカ、あはははははは!!」
 
 小学校の終わりくらいから、俺を敵視していたグループに俺のありもしない悪評を吹き込んで、俺を見下そうとする言動をしてきて敵対しするなど、いつの間にか奴は俺を虐げる側の人間に変わっていた。
 小学生時は勉強が出来て授業をちゃんと受けていた前原は、どういうわけかグレた。んで、不良グループに入った奴は...俺を虐げるようになった。そんなところだ。中村と小西とツルむようになってからは、3人でイキって、周りの生徒や教師に迷惑かけて害を為してはの日々。そして俺への理不尽な虐め。

 「はっはっはっは!杉山なんか臭いと思ったら、机の中に糞ついた雑巾入っとるしwうわキモっ!教科書とノートまで糞の臭いするし、お前教室から出て行けや糞杉山!」
 「なあなあ知ってるかお前ら?こいつスキー実習の風呂で見たんやけど、あそこメッチャデカくてキモかってんで!チ〇デカやチ〇デカ!顔だけじゃなく下の方もキモいとか最悪やなアイツはww」
 「死ね!早くこの学校から消えろや!俺より下のお前が何反抗的態度とってんねんクソが!そんなやから俺らにこうして虐められてるんやろーがぁ!!」

 理由は知らない。前原が不良化したことも、俺を下に見るように...というか格下にしようとしたことも。そして俺が奴の思い通りにならないと知るや、虐めの主犯となって、6年間ずっと俺を貶めて辱めて、苦しめ続けて...俺の人生を潰した。

 

 「――小学の時さぁ、俺らそれなりに遊ぶ仲だったよなぁ?」
 メキッ...「ぐ、ああ”っ!」
 「あの時はお前本山や川路には頭上がらずデカい面はしなかったなぁ。その時からか?俺を格下扱いしようとしたのは。当然俺は反抗したが」
 ミシミシィ!「あ”...ぐあ”...!」
 「いきなり不良になって、授業受けないようになって他の生徒に高圧的になってちょっかいかけて...俺の虐めに加わったよな?最初は陰湿に、エスカレートすると暴力は勿論、リンチ動画を晒したり俺の味方を潰したりエグいこともしやがって、高校の時も、放課後になったらあの二人と一緒になって俺をさらに潰しに来て......そぉんなに、俺を虐げるのが良かったんだなお前?」
 グリィ!「い”......あ”っ!!」

 「――まぁ、お前が何でいきなりそういうことをするようになったかなんて、今となってはもうどうでもいいけど...なっ!!」

 ボオオオオオオオ...!!
 「――あ”あ”あづァ!あぢぃ!熱いあづい”痛いいでぇ!!」

 ゆっくり語りながら前原の手をゆっくり踏み砕いて、語り終わると今度は手から炎を放って奴の全身を燃やして熱する。服の中に炎を発生させて肌を直接焼く。皮膚が冒される激痛は金属バットで殴られるよりも辛く苦しい。拷問法でも“痛み”に関しては皮膚に苦痛を与えるやり方がいちばん痛い...それはそれは激痛を嫌という程味わう拷問だ。
 だから、俺は鞭を力一杯振るって、火傷した肌に容赦無く打ち付ける。

 パァンンン!!「――つぎゃあ”あ”あ”あ”あああ...!!!」
 パァン!パアァン!「いぎゃあああああ!!あ”あ”あ”あ”あ”!!」

 一撃目で皮膚がベロンと剥けて、二撃目三撃目と容赦無く振るう。

 「あはははははは!面白れぇ!SⅯプレイで見るものとはワケが違うなぁ!拷問に使う鞭ってのは、本当に激痛と苦しみを与えることに特化してるらしい!」
 
 ヒュ――パパパパパパパパパッ...!!
 
 「―――!!―――!!!」
 「学校では、革ベルトを鞭として使って俺の顔面や剥き出しになった背中に打ってくれたなぁ。どうだ?これが本物の鞭拷問だ!殺傷力を省いた、ただただ相手に地獄の苦痛を与える道具が鞭だぁ!はははははははは!!」

 ス――パアアアアァンン!!

 「あ”jdwfdbん”bbm...!!!」
 「ふっ......随分情けない声を上げてるじゃねーか。さっきは俺を殺すとか言ってたくせに。さっきから泣いて悲鳴上げてばかりかよ、このボンボンが取り柄のクソ野郎」
 「......!!(ぜぇーひゅー......)」

 掠れた呼吸をしながらも、前原は何とか俺を睨んでみせる。その目には怒り、先程殺した二人の仇に対する憎悪が感じられる。さっきの二人と違って丈夫な復讐対象だ。

 「お前があの時俺を虐げるようになった理由なんてどうでもいい......今はただこうやってお前に復讐する、もうそれで良い」
 「ご......ろ...す...!お、ま...え、は、俺が......殺す...!」
 「あっそ。その前に俺がお前をぶち殺すけどな」
 

 鞭打ち拷問を始めた時点では、未だ俺をどうにかしてやろうと睨みつけていた前原だったが……

 棘を付けた鞭での拷問、幻術、火炙り、硫酸漬け、ひたすらの殴打etc………を全てやった頃には、

 「ご......ごべんなざい”!ご...めんなさい!!も”...止めで...!!」

 殺意などすっかり消えて、ただ赦しを乞うだけの小物と化した。
 
 「ハァ、お前も結局さっきの二人と同じ、あっさり折れやがる...。この程度で殺意が萎えて俺に謝罪するとか何なん?ああ......あの時、お前にはここまでの残虐拷問をかけてれば、虐められずには済んだのかな」
 「あ”...!が、金ならいぐらでも!俺のコネでこの地域の権力者にでもならせられる!お、女だって紹介する!人気のアイドルや女優もおるで!すぐにでも全部用意できるで、俺なら!!ほ、本当だ!!だ、のむ!あの時の償いは、それで勘弁してくれぇ!!」

 倒れたままずりずりと引き摺って俺に縋って、赦してもらえる為のあれこれを提示してくる。全く笑えないくらいに俺のことを分かっていない。

 「さっき中村や小西がそうやって赦してーって言って俺に縋ってたよなぁ?それで俺は...どうしたっけ?泣き叫んで赦しを乞うたあいつらは、どうなってしまったっけ?」
 「お...おい。ま、マジで殺す気、か...!?お、俺らはガキの頃は家でゲームとかして遊んだ仲やったやん?む、昔の...誼で...!これで手打ち、に!!」
 「いやお前さぁ、それで見逃してくれるってホントに思ってるわけ?心底呆れたわ......。

 お前は俺の虐めの主犯格だ。そんなお前をここで見逃す選択肢なんて存在しねーんだよクソゴミが」
 
 ドスッ!「ご......ぱっ!」

 腹にナイフを突き刺す。直後ナイフを引き抜いて止血する。血は出ないが刺された直後の苦痛はそのままだ。痛みに呻く前原を浮かせて、その場で十字架を即成して前原を磔状に括りつける。そのまま惨たらしい幻術をひたすらかけ続けた。

 「ひぎゃああああああああああああ...!!!」

 かけ出してから数十分は、赦して解放して見逃して殺さないでごめんなさいと言い続けていたが、そこから1時間経つともう「殺して」「楽にして」だのというセリフに変わった。俺ももうこいつで遊ぶのには飽きがきたし、もうこいつを終わらせようと決めた。
 俺が直接関わって甚振るのは、終わりにするけどな。

 「はーい、ウイルス投入...っと」
 「ぁ...が......殺せ、殺して...く、れ......」
 「そうだな、もうお前の顔見たくねーし声も聞きたくねーし、もう終わりにするわ。だから後は、代わりにそのウイルスにお前を甚振ってもらうことにするな?」
 「は......や.........こ......ろ.........」
 
 俺の言葉に反応すら見せなくなった前原に、一方的に説明を続ける。

 「今投与したウイルスな?すぐには効果は出ない。あと30分にはウイルスが、お前の体を破壊する......毎秒で細胞1つ破壊するペースでだ。人間の細胞って全部で数十兆個あるんだったよな?お前は......細胞が何個破壊された段階で死んでくれるんだろうなぁ?」
 「も......死な、せ......楽に.........」
 「心配しなくても死ねるさ。いつ死ねるかは俺にも分からねーけど。何個目かの破壊でくっそ激痛に襲われると思うが、頑張って苦しんでちゃんと死ねよ。前原優......お前が完全に息絶えるその時まで存分に苦しんで死ね」 

 最後にそう言葉をかけて十字架の真下に大穴を空けて地下数キロまで落下させる。ちゃんと呼吸できるように酸素を発生させて、少しでも長く苦しんでもらえるよう餓死を防ぐ為の栄養点滴と水を与えておいた。
 後は...ウイルスによる侵蝕でじっくり激痛で苦しんで、地獄を味わって......色々後悔して死ぬだけだ。

 「せいぜい後悔してろ。俺にあんなことしなければよかった、俺を敵に回すんじゃなかったって、な...!」

 穴をしっかり塞いで元の地形に戻し、その辺に転がってる死体2つを撮影してネット流出用のネタと入手。

 今日は良い日だ!虐めの主犯格3人をこうして一人ずつ存分に虐げてぶち殺せたのだから。

 「これで...合計8人への復讐達成。学生時代の復讐対象は残り6人。あのリスト以外にも他に殺しときたい奴は何人かいるから、終わったら適当に殺しにいこう。復讐に妥協はしねぇ...!」

 まだまだいっぱいいる。俺が殺したいゴミクズどもは両手で数えきれない程だ。まぁ焦ることはない。今のところ復讐対象全員は、検索魔術が示すにはすこぶる健康らしいからな。順番に回って殺しに行こう。

 時間はもう朝だ。徹夜で復讐を愉しんでいたみたいだ。結界と人払いを解除して、瞬間移動して帰宅。一休みしたら次の標的のもとへ行くぞ...!







 数日後 地下約1000m。

 「あ......ぎゃ、あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!」

 腕と脚は完全に黒ずんでしまい、感覚はほとんど残ってない。今は進行形で腹の肉がどんどん腐り、地獄を思わせる激痛が彼......前原優を襲っていた。

 「あ、ああ...ああぁあぁあ...!!いた、い......ごふっ!早く死なせて、くれぇ!殺して、くれぇ!!杉山ァ!!俺が悪かった、もう反省したからァ!!ガプゥ...!」

 血反吐まき散らしてここにはいない男に呼びかけるも当然返事は無い。最早彼の今の状況はどうにもならない。ただ自然にその命が終わるのを待つことしかできない。

 さらに1日経ったところで、前原の体はもう完全崩壊の1歩手前まで侵蝕されていた。意識が完全に消える寸前、彼は掠れた声で、呟いた。

 「こ、んな......目に、遭う...なら。
 アイツに、あんな......虐め、なんか......しな、きゃ......よかっ.........」


 前原優の命が終わったのは、友聖が去ってから約半年後だった。その間ずっと、彼は地獄の激痛を味わい続けていたのだった.....。

対象 本山純二

 拠点に戻ってすぐに寝て、次に目を覚ました時にはもう夕方になっていた。随分不規則な生活だ。適当に食事を済ませて、今日殺しに行く奴の居場所を確認する。
 時刻は17時。もうそろそろ定時退勤の時間だな。今日もお外での復讐タイムといこう。

 「お前は...特に赦しちゃあいけねー糞ゴミカス野郎だ。昨日くらいに張り切ってぶち殺しに行くからな......本山純二《もとやまじゅんじ》!!」






 ドカッ「痛っ!なに、すんだゴラァ!!」
 ドスッ「な......おい、杉山テメっ......何反抗してんねんボケが!!」
 「はぁ?そっちが理由も無く殴ってきたんやろが何やねんこのクソが!!」
 「ああ!?杉山のくせに逆らいやがってぇ!!」

 ドカッバキッドンッ!

 「っで、え......杉山の、くせ、にぃ!!」
 「俺のくせにって何やねん!誰もがお前なんかの言う通り...思い通りになると思うなや!?本山純二!!」

 この頃の奴は、何の脅威にもならなかった、ただの弱い者虐めが好きなクソ野郎だ。
 本山純二。低学年の頃はただのうるさい奴・面白いことを言うガキだった。あの時はそんなに害が無い奴だったのだが、喧嘩っ早い性格ではあった。
 学年が上がるにつれてその性格とともに、自分は強い...みたいなガキ大将思想が強くなって、イキり度が増していった。6年生になると度が過ぎる行動を起こすようになった。

 唐突に他の生徒を殴る(その際文句すら言わせない態度をとる)、授業中に前の男子の席を蹴る、給食のデザートを近くの男子の分も奪い取るなど、下らないことをたくさんやってきた。
 奴のクズなところは、自分より弱い奴にしか威張らないことだ。6年の時は川路というサッカークラブに通ってた男がいて、低学年時で本山がその男に喧嘩で負けて以降は、その男にはちょっかいをかけないようにしてる。川路がいないところで威張り散らすという、なんとも小物で下らないクソガキであった。

 話を戻すが......当時6年生で最悪にも本山や川路、さらには前原と青山とかと同じクラスになってしまった俺も、本山にちょっかいをかけられることになったが、当然そんなのは良しとしない俺は、やられたらやり返して反抗した。周りの生徒とは違って言いたいことを言って殴り返して、徹底抗戦をしいて本山を退けた。あんなクソ野郎なんかに屈するなんて間違ってる、馬鹿げている。俺は何も間違ってなんかなかった。

 だが......俺はツイてはなかった。当時は川路...川路雄太とも仲が悪く、奴とは敵対していたのだ。奴も本山の行動と似たことをすることがあった。「断ったら許さない」...といった態度をとって宿題を写させたり、水筒の中身を求めたり、掃除当番を押し付けたりなどをしていたから、俺はそんな川路とは相容れないと判断して喧嘩の一歩手前までいったこともあった。
 川路が俺を敵視したのを良いことに、本山や前原なども奴に助長して俺をクラスで孤立させやがった。それがきっかけで、俺のクラスでのカーストは下落していった。
 今にして思えば、あの時がやはり虐めを確立させた原因だったんだな。

 で...中学に上がって、谷里や中林なんかを唆して、本山は俺に攻撃してきた。

 「小学の時はよくも!恥かかせてくれたな!!陰キャラのテメェが俺に逆らいやがってボケがぁ!!」
 「がぁ...!この、小物野郎が!自分一人じゃ勝てないって分かったらそうやって群れて威張り出すのか、この小物クソ野郎が!!」
 「ま...だ......言うかぁこのォ!!!」
 
 ガッ......!!

 中学にあがってさらにデカい顔をするようになって、不良化もしたことで学年内では逆らってはいけない奴認定されて、本山の俺への虐めを止める奴はいなかった。俺自身ロクに友達がいなかったのも原因あるが。
 
 「いい気味やなぁ!お前なんかが俺に逆らうからこうなるんや杉山ぁ!!お前はずっと俺らに虐められ続けるんやボケぇ!ぎゃははははは...!!」

 あ~~~~~ムカつく、苛つく、腹立つ............殺したい。
 すっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっごく、ぶち殺したい!!!
 こいつは殺すべきだ!弱いくせに...一人だと俺に勝てないくせに自分は強いと威張り散らして、狭い世界で偉そうにしてただけの、ただの雑魚が...!

 3年間ずっとそう思い続けたが、あの害児野郎を消すことは叶えられなかった...。 




 (さて......まさかこんなモンを立ち上げていたとは...)

 目的地である大阪市の西成区に着いて歩くこと数分、とある事務所の前で俺はその看板を凝視する。

 “本山組” 字面の通り、ここは裏の世界に突っ込んでる業界の事務所で、その職種は金貸し…それも「闇金」と呼ばれる質の悪い部類にあたるそれだ。
 その事務所を現在運営していて、この区域の闇金を取り締まっているのが、今回の標的である本山純二だ。奴は前原と繋がっていて、組員を補充してもらったり事務所立ち上げの支援もしてもらっていたとか。確か前原は本山にはデカい面はしてなかったな...逆らうことしてなかったような...どうでもいいか。

 こいつが運営しているこの事務所だが...検索したところ相当質が悪いらしいな。人の尊厳などガン無視した商売を当たり前としている。武闘派としても有名で、目をつけられたら終わりだとか。
 まぁ一般の人間にとってはそうなんだろうな、俺にとってはただのアリの巣だ、一踏みですぐ壊れる雑魚の集合体だ。だがすぐ殺しては復讐にならない。
 力の差をきっちり教え込んで、後悔と絶望の淵に落としてやろう...!


 この事務所は定時17時30分で、退勤前は必ず組員全員集まることになってる。今はまさに全員集合の時間帯なので、早速行動に出る。ドアを無遠慮に蹴破って、お邪魔しまーすと言って事務所に突入する。中はタバコの臭いが充満していて気持ち悪い。

 「ったくヤニ臭い!!消臭・除菌!!」
 
 ザバァ―――!!「「「「「ごがぼぉ!!?」」」」」

 水魔術で巨大な水渦を発生させて事務所内を洗濯した。水を消した時には、臭いはしっかり消えていた。
 
 「な...なんやお前!?どこからあんな水出してきたぁ!?」
 「ここが本山組と分かってのかちこみかぁ!?」
 「おいすぐに締めるぞこのガキを!!」

 判断が早い組員数人が俺に攻撃仕掛けてきた。武器はそれぞれ刃物や木刀といった物か。挟み撃ちしてきた二人の首を乱暴に掴んで、床に力一杯叩きつけた。

 「「がはっ...!!」」

 二人は昏倒...させたままにはぜず、ナイフで刺し殺した。

 「こっコイツ...躊躇無く殺しを...!」

 他の組員数名は怯むも、幹部らしき男の命令で一斉に武器を向けてきた。しかし組員全員その場から一歩も動かなかった。全員その場で膝を着いて息を荒げていた。重力を操作してくっそ重くしているからだ。
 動けないでいる組員どもをスルーして、洒落たデスクで着席したままでいる組長......本山純二のもとへ向かう。オールバックの髪ででっぷりとしたデブ体型、茶色のスーツを着ている当の本人は啞然として俺を見ることしかできないでいた。

 「よぉ本山純二くぅん。俺が誰だか分かる~~?俺だよ俺っ」
 「な、にを......お前の顔、など.........おま、えは......!?杉山...?」
 「ピンポーン!中学の時は低脳だったくせに、記憶力良いじゃ~ん。一人だと弱くて強い奴には決して逆らわず・弱い奴にはひたすら威張って虐げるだけの小物クソ野郎だったお前が、こんな事務所を運営して組長やってるとか驚きだなぁ~~ええ?」

 再会早々自分への侮辱に青筋を立てる本山に構わず、俺は一方的なお喋りを続ける。

 「そんなクソ野郎が汚い手段を使って創り上げたこのクソ闇金事務所だが...本山純二、お前への復讐とともにぶっ潰させてもらいまーす☆」

 そう宣言したと同時に、本山の顔面にストレート打ちで繰り出した拳をぶつけた!

 「あ......あ”ぁ...!」

 拳を顔面にモロにくらった本山はなんと失神してしまった。氷水をぶっかけて強制的に覚醒させると、当の本人は何が起きたのか分からない様子でいた。

 「よく見とけよ?突然やって来たかつての同級生がどういう力を手にしてるのかを。そこで膝を着いている雑魚どもとのお遊びを見物しながら思い知れよ」

 そう吐き捨てると同時に、重力を元に戻して組員を解放する。同時にキレた男が発砲して、それを合図に組員全員が俺にかかってきた。
 それに対し俺は、本山に見せつけるようにして主に魔術を駆使して組員どもを次々消していった。風の刃で斬り裂いたり、超高熱の炎の玉を飛ばして数人を一瞬で炭にしたり、光の弾を乱発砲して消し飛ばしたりなど、魔術で蹂躙しているという光景をしっかり目に焼き付けさせてやった。

 「は...?な、んだよコレ......夢?俺は夢...を――っがふぉ!?」
 「自分の目を疑うのか~~?だったらもう一度目を覚ませてやるよほらお水ザバァーー!」
 寝ぼけたこと呟く本山に水バケツを被せて、目の前に映ってるモノが現実であることを分からせる。

 「~~づぶはぁ!!テ、メェ杉山ぁ!!これは、どういうことなんや...!?どういうふざけた状況だぁ?組員が、こんな...!!」
 「おお、夢ではないって認める気にはなれてるみたいだな?未だにあり得ない・これは夢だと喚くかと思ってたけどそこまでは低脳ではなかったか~~ww」
 「答えろやぁ!!!これはいったい何なんだ!?テメェはいったい何をしたんかって聞いてこっちは聞いてんだあああああ!!!」
 「うるせぇ黙れ!!!自分の立場を理解することは出来ないのかこのゴミカスがぁ!!!」

 ドゴッドスドスドス!!ベキャア!!

 「――いぎゃああああ!!」
 「目の前に広がってる有り様が全て物語ってんだろうが!俺が!この世界には存在しない力で!お前の仲間全員を無惨に残酷にぶち殺したんだろがぁ!!
 それがなんだお前は!?分かってることを怒鳴って訊きやがって!!今の状況分からないわけ?あっという間に数十人の雑魚を圧倒的力で全滅させた俺を前にしてさぁ!そんな口聞いていいわけなのかなぁ、ええ!?」

 バゴォン!!「ひッ、ヒイイイイイイ!!ごめんなさい...!」

 「――ぶふっwwちょっと脅したらコレかよ?そんなんでよく組長が務まるなぁ?やっぱり根本は小物で弱い最低糞ゴミ蛆デブカス野郎なんだな?本山ァ!」
 「......!!(ギリィ)」
 
 圧倒的力で痛めつけて怒声を上げて大きな破壊音と立てただけで、目の前の中年組長はあっという間に萎縮して情けない声を上げる。かと言って、侮蔑の笑いと貶す言葉を向けられるとそうやって怒りを露わにする。

 「あ~~~~~ww力が無いくせに自分は強い・カーストが上だ!っていう人間に好き勝手言えるのはマジで面白ぇ~~~!お前のことだけどな~~本山ぁww」
 「い...今さら俺の前に現れて、何がしたいねんテメェは...か、金が目的か!?」
 「あ~もうやっぱお前は低脳だなぁ。さっき言ったよな?“復讐”だって...お前への復讐の為に来たって」

 「復、讐...?ま、まさか......ち、中学の時の...!?」

 「うん☆そうそう!.........三年間よくも理不尽に虐げてくれたなデブクソ野郎。細かく言えば、小学の頃からもふざけたちょっかいかけてクラスで孤立させてもくれやがったな小物クソ野郎。
 タダで...楽に死ねると思うなゴミカスクソ野郎」

 般若よりも凄んだ顔で脅し文句を並べてやった俺を見て、本山は顔面蒼白になってガタガタ震え出した。こんなのが本当に闇金の組長なのかと、憎悪と同時に蔑みと呆れの感情も湧いてきたわ。

 まぁそこからは......本山には「地獄」を体験させてもらった――。

 いくつもの地獄を味わわせてやった。俺が受けた三年間の虐めの時間に匹敵する程の濃い時間を体験させてやった。勿論途中で命を落とすことないよう常に治療してやって次の地獄、またその次を体験させて、その繰り返し。
 あの屈辱と怒りと憎しみでどうにかなってしまいそうな三年間を塗りつぶすべく最大限の苦痛を与えてやった。そして思い知らせた。

 自分が如何に俺をブチ切れさせたか、俺に憎悪を抱かせたか、殺意を湧かせたか。自分がいったいどれだけの罪を俺に対して犯してきたのかを…!

 しばらく経ち、ある程度地獄を味わわせてやった本山を這いつくばらせて、その汚い後頭部を踏みにじる。

 「よしよしまだ死んでねーなぁ?これが、お前が俺に犯してきた三年間の罪に対する復讐の一部だ!なぁ~~~?ここまでのことをしてのける俺が、何でお前如きなんかの格下にならなければならなかったんだろ~~~なぁ?
 こ・ん・な 弱くてクソでゴミで小物のお前如きが、俺より上とかふざけ過ぎだろああ?」

 「ひぃ、ひぃい...!ごめんなさいすみませんでしたごめんなさいすみませんでした...!お、俺の方が弱いから...俺が間違ったことしてたからぁ!!」

 「うんうんそうだね、お前はこの世に生まれてきたこと自体が間違ってたよねぇ。
 ところで、お前が今やってる闇金業だが...お前さぁ、高利子つけて無理やり人に金貸しさせてんだってなぁ?前原らと協力してさぁ!」
 「な...!?ど、うしてそれを!?」
 
 さらにガタガタ震え出した本山を面白がって踏みにじりながら答えてやる。

 「今の俺は何でも分かる万能マンでねぇ。昨日復讐した前原について検索したところ、お前と手を組んで汚い商売をやってたんだよなぁ?前原の権力を利用して今の闇金事務所を設立させ、以降汚いやり口でカモを借金せざるを得ない生活になるまで追い込んで、自分とこに借金させてそれを搾り取る...って感じか。」
 「う......なぁ」

 「カモによっては、人妻や娘を使って借金返済させたそうだなぁ?そうやってお前は前原らとつるんで強姦行為をしてたんだそうだなぁ。エグいよね~~酷いよねぇ。俺の人生潰しただけじゃ飽き足らず、そうやって他人の人生いくつも潰してたんだな。ほっっっっっっっっっっんと、お前ら生きる価値無し、最低のクズだなぁ」
 「ぃ、あぁ...!」

 「そんなお前なんか、ここでくっそ残酷に殺されても...俺に無惨に復讐されて消されても誰も困らないよなぁ?むしろ国の汚物を排除してくれてありがとうなんて言われるかもなぁ~~~っはっはっはっは!!」

 笑いながら本山の髪を掴んで、デスクに投げ捨てる。そして(魔術で生成した)サバイバルナイフを左手に持って近づく。

 「ま...待て、さっき前原に復讐したとか言ったんか?杉山...まさか前原を!?」
 「おう、あいつは今頃地下深くで地獄を体験しているところだ。いつ死ぬか分からないけど。あと中村と小西も同じく復讐してぶち殺したぞ、昨日でだ」
 「な......あ、あぁ」
 「そうさ......次はお前が復讐でぶち殺される番だっっ!!」
 
 べリィ、ブシャア!!「いぎぃあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”...!!」

 ナイフを使って、顎から上の顔の皮を器用に剥いでいく。髪もべリべリと剥がしていき、終いには人体模型みたいな面へと変貌した。
 そしてその面に、鞭を力一杯打ち付ける!!

 「―――づぎぇあがあ”ロj絵pbいおwぶぇrbえm...!!」

 声にならない大絶叫が響く。まだ満足しない。

 「お前にはぁ!!中学校の中でもトップで憎しみを抱いてんだぁ!!こんなんで終わらせるかよおぉ!!!もっと苦痛を受け取れぇ!!生まれてきたこと後悔して泣き喚いてろぉ!!」
 「えじぇおwちえt」tv!!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!」
 「ははははははは!!好きなだけ謝ってろぉ!!一切受理はしないけどなぁ!!」
 「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”...!!!」
 「ははははははははは!!あ~~~~はははははははははっ!!!」


 またも完徹して夜が明けるまで、本山純二への復讐を執行していた...。

 「さって~~!朝になりそうだし、最後に本山君から何か一言、聞いてみようかなっ、どうぞ!!」
 
 拳をマイク代わりにして本山の口元に近づけて、発言を待つ。数秒してから掠れた声で答えてくれた。

 「もっ......死に、たい...。杉山に、あんなこと.........するんじゃなかった......」

 「あっそ、じゃあ死ねゴミが」

 パァン――!

 やっぱりこれ以上顔も見たくないので、頭部を消失させた。デスクに残ったのは、醜く脂肪を蓄えた胴体だけだった。それすら跡形も残さず焼却した。

 「――はっ!うっかり全消ししちゃった。死体晒しするの忘れてた。まぁ良いか、もうあんな汚い、人間の汚物でできたクズでゴミの姿なんか視界に入れたくないしな」

 軽く伸びして部屋全体に火をつけて事務所を出た。

 「言ったろ、復讐して事務所もぶっ潰すって。お前の下らない豚箱と一緒に燃えて灰になれ」

 振り向かずに吐き捨てて、俺は西成区を後にした。

 学生時代の連中は、これで8人復讐達成。