チーネが甲虫(コウチュウ)の防具と腰のスリットを外し、花柄の巻きスカートを脱いで紐状のパンツ姿になると、ソングも覚悟を決めて仰向けになったままキルトのパンツを脱ぎ、シャツをはだけて胸を手で隠すチーネを手招く。

「やってみせっぞ。チーネ」
「ソング。ロマンスはなしだ」

 チーネは時間がないのでソングの腰の辺りに跨り、ソングはチーネの腰に手を回して興奮したが、周辺ではスマフグと戦士チームの戦いが激化し、体は反応しても心が集中できない。

『この状況で、SEXしろってか?』

 スマフグはジェンダ王子とトーマを岩室の端に追い詰め、エリアンとアリダリが背後から剣と一角獣の杖で突くが、スマフグはエネルギーが回復したら、一気に炎を吐いて焼き殺すつもりで遊んでいる。

「あいつらだけで戦えるのか?それに三十秒なんてムリだ」
「ソング。チーネのテクニックを馬鹿にするな」
「でも、剣を掴めるとも限らないぞ」
「しっかりしなさい。愛の戦士だろ?」

 チーネも初体験を終えた初心者であるが、妖精族の指南役として大胆に振る舞い、馬乗りになってソングの頬を平手で叩いて鼓舞する。

『アッ……』と、強気なチーネがソングの硬くなった物に小さく喘ぎ、腰を浮かせて紐パンを横にずらすと、ソングのアソコが中に少し入ってきた。

『ヤダ、ソングったら。ムリとか言って、速攻で反応してるじゃない』

 小さな顎を突き出してツンと澄ました顔が火照り、砂糖菓子を炙ったトロけた表情になる。

 しかしその時、スマフグが息を吸い込んで頬を膨らまし、炎を口から吐き出してジェンダ王子とトーマが襲われ、エリアンのカウントダウンとアリダリが叫ぶ声が聴こえた。

「1.2.3..……」
「ソング、チーネ。始まったぞ」
「ヤベー、逃げろ」
「速攻で、終わらせてくれー」

 ジェンダ王子とトーマが炎に吹き飛ばされて倒れ込み、アルダリが赤い褌一枚になってスマフグを挑発する。

「こっちじゃ。スマフグ」
「闘牛士のつもりか?」

 エリアンが裸で赤い褌をひらひらさせるアリダリを見て馬鹿にしたが、スマフグは向きを変えてアリダリへ近寄り、焼け焦げたジェンダ王子とトーマはエリアンの盾の中へ入り込む。

『……4.5.6……10』

 チーネはエリアンのカウントを引き継ぎ、馬乗りで腰を振ってソングのドラゴンを呼び覚まし、時間内に愛液を湧出させてソングに勇者の剣を握れと願う。

『ソングのドラゴンよ。キテ……』