甲斐田皇雅
 帰還してからは浪人生として受験勉強生活を送っていたが、合間に陸上競技の大会に出場して、短距離種目で日本新記録を次々と更新していき一躍有名アスリートとなる。さらにカミラから教わった情勢を読む能力を駆使して、これも勉強の片手間で始めた株式投資で大儲けに成功して億り人(投資によって資産が1億円を超えた人のこと)となる。
 1年後、勉強で大学に進学して陸上部に入り、世界選手権大会に出場してメダルを獲得する。
 また、異世界での戦闘経験を活かして総合格闘技にも出場して世界チャンピオンとなる。
 3年後には、陸上競技と格闘両方でプロ契約を結んで、世界で稀に見る陸上世界トップスプリンター兼格闘世界チャンピオンとなる。この時点での彼の総資産は数億となっていたとか。
 縁佳とは年に数回会ってあれこれ話をする仲に(いつもデート的シチュエーションになるとか)。
 大学では高校部活の後輩とよく一緒にいた(同じ学部同じ学科同じ陸上部に所属さらに同じゼミにも来た。何故か事前に皇雅の志望校および学部などを把握していた様子だったとか)。

 スポーツの世界では、多くのスポンサー企業らに声をかけられ、時には皇雅を潰そうとする輩が刺客(主に格闘技の世界)を送ってきたがこれを全て返り討ち、報復でこっそりその会社を滅ぼしたとか。皇雅はあえて弱小企業と契約して、その会社を一躍有名にしたとか。
 帰還してから5年後、異世界へ転移してしばらくそこでアレンたちと暮らしたとか(契約先には事前に長期休暇を申請した)。




アレン
 皇雅たちが現世に帰還した年の末に、皇雅の子(双子)を出産。後に皇雅が二人の名前の漢字表記を付ける(女の子は香蓮《かれん》、男の子は幸樹《こうき》)。
 カミラとセンやスーロンなど鬼《オルゴ》族の生き残りとともに故ハーベスタン王国を、鬼族の里として再興した。里の名前を“オグレス”と名付ける。なおアレンたちは、この里に元ハーベスタン国民だった人族や亜人族も暮らすことを許容して、他種族と共存する道を拓いた。
 5年後にはサラマンドラ王国と比肩する戦力を有する。時々竜人族とともに災害レベルの魔物を討伐しているとか。
 


皇雅「しかし俺とアレンも、19才にして親になったんだな。随分若い夫婦になったもんだな」
アレン「そうかな?鬼族は今の私たちよりも若い年で結婚して子どもをつくってたよ。私の両親も18才で私を産んだんだって」
皇雅「え...そうなの?」
アレン「鬼族が子どもを産む時の平均年齢は大体17才だったよ」
皇雅「さ、さいですか...」
縁佳・ミーシャ・クィン「「「///」」」





高園縁佳
 帰還した年は浪人生として受験勉強の生活を送り、翌年は難関大学に合格して大学生に。部活で弓道部に入り、そのまま日本一の称号を手にする。
 大学卒業後は射撃の腕を見込んだアメリカの警察にスカウトされて警察官になる。
 皇雅とは月に1回会って色々話をしていた(うち数回は完全にデート展開)。警察官になってからは、アメリカの同僚に好意を寄せられ、友達からの付き合いを始めたとか。




クィン・ローガン
 サント王国の兵士団長に就任。彼女が先陣を切って魔物を討伐していったとか。
 彼女の進言で王国は鬼族の里“オグレス”と友好条約を結んだ。倭が見せた刀技を使いこなせるようになったのは3年後のこと。その頃には人族最強の戦士という称号を授けられた。
 5年後、皇雅たちが来た際に祖父ガビルが、責任がどうとかで彼女を皇雅に嫁がせようとして騒然となった(本人はまんざらでもない様子だったとか)。



  
ミーシャ・ドラグニア
 サント王国の経済大臣(?)に就任して、世界の文明を発展させた。皇雅から教えてもらった文化・技術を元に、次々文明を進化させていき、5年後には現世とほぼ同じ文明にまで発展させた。
 皇雅とお付き合いから始める許可をアレンからもらい、異世界へ再訪した皇雅と恋人関係になる(皇雅本人は友人関係としか見ていないとか)。




カミラ・グレッド
 鬼族の里の再興に貢献する一方で、ミーシャとともに世界の文明発展にも関わった。二人で皇雅から教えられた文化・技術をわずか5年で全て発明・実現してみせる。
 国籍(?)はオグレスに入れて、元からあった彼女の家を異種族も通える学校に改築して、そこの校長に就任。
 後にアレンから了承を得て皇雅と婚約したとか。




米田小夜
 帰還した年は浪人生として受験勉強の生活を送っていたが、彼女の幼馴染(転移した後ずっと捜索していたらしい)に告白されて、結婚前提のお付き合いを始める。大学で心理学を学び、その知識に加え呪術師の能力を駆使して占い術を究める。その道で一躍有名になったとか。5年後には幼馴染と結婚した。




竜人族
 エルザレスは戦士を引退して隠居する。息子のカブリアスが族長となり、ドリュウが戦士長に就任する。サラマンドラ王国の戦力については、5年経っても戦争前の状態までには戻せなかったが、鬼族と不戦条約と安全保障条約を結んで有事の際は共に戦う関係を約束したことで戦力を安泰させた。
 カブリアスは海棲族のマリスを自国に招き入れて、彼女と結婚した。マリス自身も自分の種族を繁栄させるべく、彼と夫婦になることを望んだ(実は二人には恋愛関係が5年前からあったらしい)。




アンスリール
 サント王国に国籍を置く。その際に戦士を引退して商人となる。後に国の貴族娘に惚れられてそのまま結婚したとか。また国の有事の際は、兵士団に入り臨時戦士として活躍したとか。




ベロニカ
 センとルマンドの監視下の中、オグレスで暮らす。彼女の研究・開発の腕を鬼族に見込まれ、里の発展に協力させられる。始めは嫌々やってたが、次第に彼女の探求心と向上心が刺激されて積極的に発展に手を貸す。
 5年経った頃、魔石の過剰摂取が原因だったのか、突然不治の病にかかってしまい、亡くなった。
 最期はセンやルマンドをはじめとした鬼族の戦士らに看取られたとか。








*本作「ゾンビになって生き返ったので 復讐してやる」をここまで読んでくれた方々、ありがとうございました!途中からという方々もありがとうございました!
本作は私カイガが初めて書ノベまいた長編小説となります。
けっこう前に書いたものなのでところどころ文章がいたらない出来となってると思います…。それでも内容が面白いと思っていただけると幸いです。

 本ウェブ小説サイト「ノベマ」では、本作の他にもう一つも掲載していますので、よければそちらの方もよろしくお願いします。