私は、荷解きを一旦やめて、家の近くにある浜辺に行くことにした、家のドアを開けてみると、あたり一面真っ暗で今もう夜に変わりそうな時間だと言うことに気づいた。
だけど私はお構いなしに浜辺に向かった。
浜辺に着くと人が座れるような木が目に付き一休みしていくことにした。
空を見上げてみると前住んでいたところでは絶対に見ることのないであろうたくさんの星が見えた。
前住んでいた場所はだいたいの人が都会といったりする土地だった。
だが、今いる土地はいわゆる田舎というところだ。
静かにこんなことを考えながら星を見ていると周りに小さな光が集まってきた。私は一瞬それを人魂か何かかと思い固まってしまった。だが、思っていたものとは全然違い小さな虫が光っていたこれはいわゆる蛍というものだろか、私は今まで一度も蛍と言うものを見たことがない。