基本冒険者はパーティを組むのが必須。だがこの猫耳少女は一人で来ている。

何か事情でもあるのだろうか。

こらそこ人のこと言えないだろとか言わない。


「…! ありがとうございますですにゃ!! ええと……」

「ルーマです。聖獣を召喚出来るスキルを持ってるけど、僕自身は……」

いかんいかん。また自己嫌悪に。

「私はリィナム! 聖獣の一人で赤聖竜だよ! 」

「ニナにゃ! ……へ? 」

「よろしく、ニナ」

「よろしくねニナ! 」

「ちょ、待つにゃ!!? 」

お互い握手する。

「じゃあ僕はあっちの方探すからリィナムはこっちを探して! 」

「うん!分かった! 」

「待つにゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???? 」

さらっとこの二人はとんでもないことを言った気がしたニナの叫び声は森を木霊したのであったーーー。

「気のせいにゃよね……」