- 作品番号
- 1691984
- 最終更新
- 2023/03/31
- 総文字数
- 22,503
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
総合34位(2023/06/05)
青春・恋愛12位(2023/06/01)
卑屈っぽくて、どうしても周りに馴染めず毒を溜め込む日々の中で、不意に出会った太陽に、目が霞んだ。
『思いを消化するのってさ、自分一人じゃ案外難しいんだよ』
頼れる人がいたら、苦労しない。
『辛い時は、僕を頼ってよ』
無理だ。きっとあなたにはわからない。
『人の気持ちって、他人でも自分でも知らないものなんだよ?』
きっと大それた悩みなんかではないのだ。けれど、もし、この苦しさが変わると言うならば、
『ーー私ーー』
上手く言葉が紡げないのは、きっと緊張だけではない。
……バイバイ、私の語彙力。
『思いを消化するのってさ、自分一人じゃ案外難しいんだよ』
頼れる人がいたら、苦労しない。
『辛い時は、僕を頼ってよ』
無理だ。きっとあなたにはわからない。
『人の気持ちって、他人でも自分でも知らないものなんだよ?』
きっと大それた悩みなんかではないのだ。けれど、もし、この苦しさが変わると言うならば、
『ーー私ーー』
上手く言葉が紡げないのは、きっと緊張だけではない。
……バイバイ、私の語彙力。
- あらすじ
- 周りと違ってしまったことに後ろめたさを感じる薫。
文化祭準備のある日に出会ったのは、不思議な男、トウマだった。
そこで彼らが何を得るのか。
抗え、そして全ての同胞に捧げよう。この二人の物語をーー
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