ここはとある中学校、日は暮れ生徒達は下校をしていた。
そこに一人の女子中学三年生のゆみこが友達数人と一緒に下校しておりこれからゲームセンターへ行こうという話をしていた。
ゆみこはそれほど頭は良くなく、ろくに勉強もしていなかったため成績が良くなかった。
(勉強もせずこんなに遊び呆けて大丈夫だろうか、もうすぐテストなのに…)
そんなことを思い将来に不安を感じていたが頭が悪いから勉強もしても無駄だろうとも思っていた。
そして数時間、友達とゲームセンターで遊び家に帰った。
「ただいま」
そう言いながら帰宅すると母親からこんなことを言われたのだ。
「そういえば、ゆみこ宛てに手紙が届いていたわよ」
母親から手紙が入った封筒を渡され開けてみると一枚の手紙が入っていた。
そして手紙こう書いてあった。
「ゆみこ、勉強をしなさい」
と書かれていた。
「何だこれは…何故私宛てにこんな手紙が…」
ゆみこはこの手紙の不可解な点を見つけた。
「あれ、この手紙の送り主の名前が書いてない」
「まあ、友達の誰かがいたずらでもしたのかな」
ゆみこは送り主が不明でよくわからない文章の手紙が自分宛てにきたことが不気味に思うこともあったがそんなに気にせず軽く受け流したのだ。
数日後、学校から帰宅するとまたゆみこ宛てに手紙を届いていた。
「またか…」
手紙にはこう書かれていた。
「何回でも書くがゆみこ、勉強しなさい。勉強もろくにせずいつも学校帰りに友達とゲームセンターや駅前にあるカラオケに行ったりしているけど大丈夫なのか」
そして前回と同じ送り主が書かれていなかった。
「えっ!何で私が学校帰りにゲーセンとか行っているの知っているの!」
ゆみこはこの手紙の送り主は自分をつきまとうストーカーではないかと思い始めたのだ。
次の日、学校でよく遊ぶ友達に数人にあのことについて相談した。
「ということがあったのだけどこれって知り合いのいたずらかそれとも私につきまとうストーカーなのかな?」
「どうだろうね、学校帰りにゲーセンやカラオケに行っているのは私達以外は知らないだろうし、やっぱりストーカーじゃないかな」
「それともさおりがいたずらであんな手紙を書いているわけではないよね?」
「まさか、私はそんなつまらないいたずらはしないよ」
ゆみこはさおりが嘘をついているようには見えなかった。
「それより今日も遊びに行くぞ!」
そして今日も友達と遊んだ後ゆみこは家に向かっていた。
(今日もたくさん遊んだな、やっぱりカラオケはストレス発散になるな)
(そういえば私をつきまとっているかもしれないストーカーがこの辺にいたりして…)
そう思い周りを見渡したがそれらしき人物がいなかった。
そして家の前まで着いたがその自分の家のポストの前で不審な動きをしている女の人がいたのだ。
(何だ、あの人は…)
その不審な女の人は手紙みたいな物をゆみこの家のポストに入れた。
それをちょっと離れた距離で見ていたゆみこはこう思った。
(もしかして!)
「あの!」
ゆみこがその不審な女の人に声をかけるとすぐ走り去ってしまった。
ポストの中を確認すると先ほどあの不審な女が投函したと思われる手紙が入っておりゆみこ宛てと書いてあったのだ。
「やっぱり…」
手紙にはこう書かれていた。
「さおりとかと一緒に遊んでいないで勉強だけはした方がいい、将来のためにも」
そして夜、ベットの中であの自分宛てに手紙を送ってきたあの女ことを思いだしていた。
「あの女の人、私の友達のさおりの名前まで知っているのか…一体何者なんだ」
「見た目は四十代から五十代くらいだったな」
そんな全く面識のない人物だがゆみこは二つ思う所があった。
「あの顔どっかで見たことあるような気がするんだよな、それと字も、この特徴がある字…」
ゆみこはすごくモヤモヤする気持ちになった。
それでこの出来事に決着をつけるべくあることを思いついた、。それは学校に行っている以外は家の前でポストを見張るという作戦だ。ゆみこはポストを見張っていればまたあの女に人が現れ、そしてとっ捕まえて問いただせばいいと思っているのだ。
「よし、これで…」
数日後、遂にゆみこが家の前で見張っているとまた自分の家のポストの前で不審な動きをしているあの女に人が現れたのだ。
そしてゆみこはその女の人にゆっくり近づき今度は逃げないようにがっしり腕をつかんでこう言った。
「私に何のようですか、あんな手紙まで送って」
そう言うと女の人はまた逃げようとしたが腕を掴まれていたため逃げれなかった。
そうすると女は観念してこのように話した。
「全て自分のためです」
ゆみこはその言葉の意味が不明だった。
「いや、どういうことですか?」
「それよりゆみこ、こんな調子だと第一志望の桜坂高校も行けないじゃない?」
「何故、第一志望の高校のことを知っているの、そのことはまだ誰にも言ってないのに」
「感のいい私ならわかるよね…」
その時、ゆみこは何故この女の人の顔と字が見覚えがあるように感じたのかわかった。
「だからこのことは自分のためなのよ…だからゆみこ、しっかり勉強しなさい。そうでもしないと大変な人生になるわ」
「それは嫌、友達と楽しく毎日遊んでいられるのは今のうちだけじゃん」
ゆみこは強い口調でそう言った。
「私は勉強よりも友達と遊ぶことを優先するから!」
「わかった、もういいわ…もう勉強しなさいとは言わない」
「そういえば昔の私はこんな感じだったわね、言っても無駄だったか…」
謎の女はそういい凄い光を放ちながら一瞬で目の前から消えた。
その夜のテレビの臨時ニュースにこんなものが流れた。
「都内で時空の歪みを初観測」
ニュースによると時空歪みが初観測され将来的にタイムトラベルが可能になるかもしれないというニュースだったのだ。
そのニュースを見たゆみこはこう思った。
「やはりあの女の人は…」
三十年後、三十年前に始めて観測された時空の歪みによりタイムトラベルの可能性が出てから今では未来や過去に自由に行き来することが可能になった。
そしてあれからゆみこは結婚し子供もいた。それと大人になったゆみこの顔はあの中学生の時、謎の手紙を送ってきた謎の女の顔と同じ顔をしていた。
いわばあの時、送り主を不明な手紙を何回も出したりゆみこの家のポストの前で不審な動きをしていたヤバイ女は未来からタイムトラベルして来た自分だったのだ。
「勉強しないとこんなに苦しいな生活を送るとは思わなかったな…」
「こうなったらタイムトラベルで過去に戻って勉強しなさいと言って過去を変えてやる!」
「よしタイムマシン発動、目的地は人生の分岐点だった私が中学三年生だった三十年前へ!」
そこに一人の女子中学三年生のゆみこが友達数人と一緒に下校しておりこれからゲームセンターへ行こうという話をしていた。
ゆみこはそれほど頭は良くなく、ろくに勉強もしていなかったため成績が良くなかった。
(勉強もせずこんなに遊び呆けて大丈夫だろうか、もうすぐテストなのに…)
そんなことを思い将来に不安を感じていたが頭が悪いから勉強もしても無駄だろうとも思っていた。
そして数時間、友達とゲームセンターで遊び家に帰った。
「ただいま」
そう言いながら帰宅すると母親からこんなことを言われたのだ。
「そういえば、ゆみこ宛てに手紙が届いていたわよ」
母親から手紙が入った封筒を渡され開けてみると一枚の手紙が入っていた。
そして手紙こう書いてあった。
「ゆみこ、勉強をしなさい」
と書かれていた。
「何だこれは…何故私宛てにこんな手紙が…」
ゆみこはこの手紙の不可解な点を見つけた。
「あれ、この手紙の送り主の名前が書いてない」
「まあ、友達の誰かがいたずらでもしたのかな」
ゆみこは送り主が不明でよくわからない文章の手紙が自分宛てにきたことが不気味に思うこともあったがそんなに気にせず軽く受け流したのだ。
数日後、学校から帰宅するとまたゆみこ宛てに手紙を届いていた。
「またか…」
手紙にはこう書かれていた。
「何回でも書くがゆみこ、勉強しなさい。勉強もろくにせずいつも学校帰りに友達とゲームセンターや駅前にあるカラオケに行ったりしているけど大丈夫なのか」
そして前回と同じ送り主が書かれていなかった。
「えっ!何で私が学校帰りにゲーセンとか行っているの知っているの!」
ゆみこはこの手紙の送り主は自分をつきまとうストーカーではないかと思い始めたのだ。
次の日、学校でよく遊ぶ友達に数人にあのことについて相談した。
「ということがあったのだけどこれって知り合いのいたずらかそれとも私につきまとうストーカーなのかな?」
「どうだろうね、学校帰りにゲーセンやカラオケに行っているのは私達以外は知らないだろうし、やっぱりストーカーじゃないかな」
「それともさおりがいたずらであんな手紙を書いているわけではないよね?」
「まさか、私はそんなつまらないいたずらはしないよ」
ゆみこはさおりが嘘をついているようには見えなかった。
「それより今日も遊びに行くぞ!」
そして今日も友達と遊んだ後ゆみこは家に向かっていた。
(今日もたくさん遊んだな、やっぱりカラオケはストレス発散になるな)
(そういえば私をつきまとっているかもしれないストーカーがこの辺にいたりして…)
そう思い周りを見渡したがそれらしき人物がいなかった。
そして家の前まで着いたがその自分の家のポストの前で不審な動きをしている女の人がいたのだ。
(何だ、あの人は…)
その不審な女の人は手紙みたいな物をゆみこの家のポストに入れた。
それをちょっと離れた距離で見ていたゆみこはこう思った。
(もしかして!)
「あの!」
ゆみこがその不審な女の人に声をかけるとすぐ走り去ってしまった。
ポストの中を確認すると先ほどあの不審な女が投函したと思われる手紙が入っておりゆみこ宛てと書いてあったのだ。
「やっぱり…」
手紙にはこう書かれていた。
「さおりとかと一緒に遊んでいないで勉強だけはした方がいい、将来のためにも」
そして夜、ベットの中であの自分宛てに手紙を送ってきたあの女ことを思いだしていた。
「あの女の人、私の友達のさおりの名前まで知っているのか…一体何者なんだ」
「見た目は四十代から五十代くらいだったな」
そんな全く面識のない人物だがゆみこは二つ思う所があった。
「あの顔どっかで見たことあるような気がするんだよな、それと字も、この特徴がある字…」
ゆみこはすごくモヤモヤする気持ちになった。
それでこの出来事に決着をつけるべくあることを思いついた、。それは学校に行っている以外は家の前でポストを見張るという作戦だ。ゆみこはポストを見張っていればまたあの女に人が現れ、そしてとっ捕まえて問いただせばいいと思っているのだ。
「よし、これで…」
数日後、遂にゆみこが家の前で見張っているとまた自分の家のポストの前で不審な動きをしているあの女に人が現れたのだ。
そしてゆみこはその女の人にゆっくり近づき今度は逃げないようにがっしり腕をつかんでこう言った。
「私に何のようですか、あんな手紙まで送って」
そう言うと女の人はまた逃げようとしたが腕を掴まれていたため逃げれなかった。
そうすると女は観念してこのように話した。
「全て自分のためです」
ゆみこはその言葉の意味が不明だった。
「いや、どういうことですか?」
「それよりゆみこ、こんな調子だと第一志望の桜坂高校も行けないじゃない?」
「何故、第一志望の高校のことを知っているの、そのことはまだ誰にも言ってないのに」
「感のいい私ならわかるよね…」
その時、ゆみこは何故この女の人の顔と字が見覚えがあるように感じたのかわかった。
「だからこのことは自分のためなのよ…だからゆみこ、しっかり勉強しなさい。そうでもしないと大変な人生になるわ」
「それは嫌、友達と楽しく毎日遊んでいられるのは今のうちだけじゃん」
ゆみこは強い口調でそう言った。
「私は勉強よりも友達と遊ぶことを優先するから!」
「わかった、もういいわ…もう勉強しなさいとは言わない」
「そういえば昔の私はこんな感じだったわね、言っても無駄だったか…」
謎の女はそういい凄い光を放ちながら一瞬で目の前から消えた。
その夜のテレビの臨時ニュースにこんなものが流れた。
「都内で時空の歪みを初観測」
ニュースによると時空歪みが初観測され将来的にタイムトラベルが可能になるかもしれないというニュースだったのだ。
そのニュースを見たゆみこはこう思った。
「やはりあの女の人は…」
三十年後、三十年前に始めて観測された時空の歪みによりタイムトラベルの可能性が出てから今では未来や過去に自由に行き来することが可能になった。
そしてあれからゆみこは結婚し子供もいた。それと大人になったゆみこの顔はあの中学生の時、謎の手紙を送ってきた謎の女の顔と同じ顔をしていた。
いわばあの時、送り主を不明な手紙を何回も出したりゆみこの家のポストの前で不審な動きをしていたヤバイ女は未来からタイムトラベルして来た自分だったのだ。
「勉強しないとこんなに苦しいな生活を送るとは思わなかったな…」
「こうなったらタイムトラベルで過去に戻って勉強しなさいと言って過去を変えてやる!」
「よしタイムマシン発動、目的地は人生の分岐点だった私が中学三年生だった三十年前へ!」