君の青春時代が、喉から手が出るほど欲しい。他の人からすればこれは気持ち悪い感性だろう。自覚はあるから誰にも言っていない。

 私と君は、ただSNSで繋がっただけの創作仲間だ。でも、出身地が同じでこっそりと君のSNSに載せてる呟きから出身校も知った。会ったことはないし、君が本当はどんな人かも知らない。男の人で、優しい人だってことは知ってる。そして、弱い人だってことも。

 ただ、SNSで繋がっただけの創作仲間。その線を越えるつもりも予定もない。でも、君の青春時代を手に入れたくて仕方ない。好きとか、愛とか、簡単な一言で表せられないこの感情になんと名前を付ければ良いのだろう。