六月。
スマホのパズルゲームに夢中になりすぎて、あっという間に夜中の二時になっちゃって。そろそろ眠らないとなぁって思ったけれどキリの良い面までクリアしたくて、夜更かししちゃった。
次の日は朝から眠たいし、鏡を見ると目の下のクマが濃い。
一分でも長く目を瞑っていたくて、いつもより遅い時間に布団から出たから、急いで準備をして学校に向かった。
やっぱり授業中眠たくなる。先生の声が子守唄に聞こえてきて、一番窓側の席だったから、心地よい太陽の光と、窓からふわっと気持ちの良い風が私を包んできて。うとうと……。
いつの間にか夢の世界へ。
眠ってしまったのは一瞬だったけれど、カッコイイ男の子が出てきた。
なんとなく、もう一度会いたくなった。何故か会えるような予感がした。後日放課後、自分の席で再び眠ってみた。
再び彼に会うことが出来た。
夢の中に入ると、遠くにいる彼が優しい笑顔で手招きをしている。
私は走って彼の元へ向かった。
柔らかな笑顔で迎えてくれた。
夢の世界は、現実とは違ってふわふわした、パステルカラーの世界。
そして、彼の存在が現実の嫌な事を忘れさせてくれる。
彼はとにかく優しかった。
ちょっと嫌な事があって愚痴ると、静かに聞いてくれて、心を落ち着かせてくれる言葉をくれた。
夢の世界の綺麗な花とか、私が好きそうなものを見つけては教えてくれた。
毎回癒しをくれる。
用事のない日はいつも放課後、同じ場所で眠るようになった。
――夢の中の彼に、会いたくて。
夢の中の彼にどんどん惹かれていく。
もしかして彼を、好きになったかもしれない。
本当に、カッコイイ。
スマホのパズルゲームに夢中になりすぎて、あっという間に夜中の二時になっちゃって。そろそろ眠らないとなぁって思ったけれどキリの良い面までクリアしたくて、夜更かししちゃった。
次の日は朝から眠たいし、鏡を見ると目の下のクマが濃い。
一分でも長く目を瞑っていたくて、いつもより遅い時間に布団から出たから、急いで準備をして学校に向かった。
やっぱり授業中眠たくなる。先生の声が子守唄に聞こえてきて、一番窓側の席だったから、心地よい太陽の光と、窓からふわっと気持ちの良い風が私を包んできて。うとうと……。
いつの間にか夢の世界へ。
眠ってしまったのは一瞬だったけれど、カッコイイ男の子が出てきた。
なんとなく、もう一度会いたくなった。何故か会えるような予感がした。後日放課後、自分の席で再び眠ってみた。
再び彼に会うことが出来た。
夢の中に入ると、遠くにいる彼が優しい笑顔で手招きをしている。
私は走って彼の元へ向かった。
柔らかな笑顔で迎えてくれた。
夢の世界は、現実とは違ってふわふわした、パステルカラーの世界。
そして、彼の存在が現実の嫌な事を忘れさせてくれる。
彼はとにかく優しかった。
ちょっと嫌な事があって愚痴ると、静かに聞いてくれて、心を落ち着かせてくれる言葉をくれた。
夢の世界の綺麗な花とか、私が好きそうなものを見つけては教えてくれた。
毎回癒しをくれる。
用事のない日はいつも放課後、同じ場所で眠るようになった。
――夢の中の彼に、会いたくて。
夢の中の彼にどんどん惹かれていく。
もしかして彼を、好きになったかもしれない。
本当に、カッコイイ。