- 作品番号
- 1689076
- 最終更新
- 2023/07/28
- 総文字数
- 7,717
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 16
- ランクイン履歴
-
総合29位(2023/08/02)
青春・恋愛6位(2023/08/01)
僕が目覚めた時、青い世界の中にいた。
花火の日、君はこう言っていた。
『ずっと一緒に生きていたいな。もし、私が先にいなくなっても忘れないでね』
体は必死に生きようとしている。
酸素マスクをつけ、僕はベッドの上で仰向けになっている。
呼吸の仕方がわからず、身体が痙攣して動いている。
自分が思っている以上に意識が追いついていない。
もう、終わりなのかもしれない。
17歳、僕は十分生きることができたのかな。
去年、お互いに病弱だった僕と君が奇跡的に元気だった頃を思い出した。
君とはもう会うこともできないんだと思うと、つらくなった。
君も僕と似たようにベッドの上で戦っているらしいから、
最後にLINEで『今まで、ありがとう』とだけ、伝えたかったな。
この話は、青い世界で君と会う、ちょっと不思議な話。
☆初稿はなんと、2010年(13年前)です。
その小説を今の技術を使い、フルリメイクしました。
この時はまだ18歳で、ルーズリーフに水色の蛍光ペンで描いたくの字のバス停と青い月で物語を書いてみたいと思い、書いた作品です。
ほのかに2000年代の雰囲気が残っている作品になっています。
※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様(https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl)
花火の日、君はこう言っていた。
『ずっと一緒に生きていたいな。もし、私が先にいなくなっても忘れないでね』
体は必死に生きようとしている。
酸素マスクをつけ、僕はベッドの上で仰向けになっている。
呼吸の仕方がわからず、身体が痙攣して動いている。
自分が思っている以上に意識が追いついていない。
もう、終わりなのかもしれない。
17歳、僕は十分生きることができたのかな。
去年、お互いに病弱だった僕と君が奇跡的に元気だった頃を思い出した。
君とはもう会うこともできないんだと思うと、つらくなった。
君も僕と似たようにベッドの上で戦っているらしいから、
最後にLINEで『今まで、ありがとう』とだけ、伝えたかったな。
この話は、青い世界で君と会う、ちょっと不思議な話。
☆初稿はなんと、2010年(13年前)です。
その小説を今の技術を使い、フルリメイクしました。
この時はまだ18歳で、ルーズリーフに水色の蛍光ペンで描いたくの字のバス停と青い月で物語を書いてみたいと思い、書いた作品です。
ほのかに2000年代の雰囲気が残っている作品になっています。
※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様(https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl)
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