♢♢♢♢♢
パーティ会場から出て、今、馬車に乗っています。
王様に、王宮に部屋を用意して頂いたので、今日は、その部屋に泊まる予定でした。
それが、思い余って、思いをぶつけるように告白してしまったものだから…、
(自分でしておいて変ですが、告白しただなんて…自分で言うの…恥ずかしいです…。)
ランディ様が、
『あんな風に、「側に居たい。」って言われちゃったら、もうソフィアを王宮に置いて行けないから、王都にあるスペンサー本家においで。』
と馬車に乗せられしまいました。
そして今、座席に座るランディ様の膝の上に、ちょこんと座らされ、ランディ様に後ろから抱きしめられ、頭に顎を乗せられたり、頬に、頬をスリスリされたりしています。
なぜそうなったかと言うと、最初は、ひょいっと抱き上げられて、ランディ様の足の間に、座らされたのですが、身長差が30センチとあり過ぎて、
『高さが足りないから、ソフィーはココね。』
と、またもや、ひょいっと持ち上げられて、膝の上にちょこんと置かれてしまいました。
『重いと思いますし、その…恥ずかしいので、下ろして貰えませんか?』
『ダ〜メ。』
『ダ〜メって…。なんでダメなんですか?』
『ソフィーが足りないから充電。
ソフィーは、いい匂いがするね。美味しいそう。はあ、可愛い。』
と言うことで、引き続き、撫で撫で、スリスリされています。
どうしたらいいのでしょうか…?
『ソフィー。僕が何処に住んでいるか?知ってる?』
『えっ‼︎北の辺境地ですよね?』
『知ってたんだ。』
凄く嬉しそうです。こういう時のランディ様は、人懐っこい大型犬の様です。
凄く可愛らしいです。
『アリシアが、ランディ様が好きで…。
色々、ランディ様の噂を聞いてきては話してましたから。』
(私にではなく義母にだけど…。)
『ソフィーは好きじゃなかったの?』
『お会いしたことがないし…。龍神の方の噂話って、現実離れしていて、御伽話みたいに聞こえていて…。好きとかそういう身近な感覚は持てなかったです。』
『そうなの?残念だな。今はどう?』
『……好き…です…。』
今日、ずっと、こんな感じでなんだかんだと上手に、色々、言わされてる気がします…。
『声が小さくて聞こえなかったな。もう1回言って欲しいな。』
『……もう無理です。恥ずかしいです。』
『…可愛いね。ソフィー。』
『あんまり揶揄わないで…下さい。』
『揶揄ってはいないんだけど…ね。恥ずかしがり屋のソフィーには刺激が強かったね。ごめんね。』
そう言って頭を撫でてくれます。
パーティ会場から出て、今、馬車に乗っています。
王様に、王宮に部屋を用意して頂いたので、今日は、その部屋に泊まる予定でした。
それが、思い余って、思いをぶつけるように告白してしまったものだから…、
(自分でしておいて変ですが、告白しただなんて…自分で言うの…恥ずかしいです…。)
ランディ様が、
『あんな風に、「側に居たい。」って言われちゃったら、もうソフィアを王宮に置いて行けないから、王都にあるスペンサー本家においで。』
と馬車に乗せられしまいました。
そして今、座席に座るランディ様の膝の上に、ちょこんと座らされ、ランディ様に後ろから抱きしめられ、頭に顎を乗せられたり、頬に、頬をスリスリされたりしています。
なぜそうなったかと言うと、最初は、ひょいっと抱き上げられて、ランディ様の足の間に、座らされたのですが、身長差が30センチとあり過ぎて、
『高さが足りないから、ソフィーはココね。』
と、またもや、ひょいっと持ち上げられて、膝の上にちょこんと置かれてしまいました。
『重いと思いますし、その…恥ずかしいので、下ろして貰えませんか?』
『ダ〜メ。』
『ダ〜メって…。なんでダメなんですか?』
『ソフィーが足りないから充電。
ソフィーは、いい匂いがするね。美味しいそう。はあ、可愛い。』
と言うことで、引き続き、撫で撫で、スリスリされています。
どうしたらいいのでしょうか…?
『ソフィー。僕が何処に住んでいるか?知ってる?』
『えっ‼︎北の辺境地ですよね?』
『知ってたんだ。』
凄く嬉しそうです。こういう時のランディ様は、人懐っこい大型犬の様です。
凄く可愛らしいです。
『アリシアが、ランディ様が好きで…。
色々、ランディ様の噂を聞いてきては話してましたから。』
(私にではなく義母にだけど…。)
『ソフィーは好きじゃなかったの?』
『お会いしたことがないし…。龍神の方の噂話って、現実離れしていて、御伽話みたいに聞こえていて…。好きとかそういう身近な感覚は持てなかったです。』
『そうなの?残念だな。今はどう?』
『……好き…です…。』
今日、ずっと、こんな感じでなんだかんだと上手に、色々、言わされてる気がします…。
『声が小さくて聞こえなかったな。もう1回言って欲しいな。』
『……もう無理です。恥ずかしいです。』
『…可愛いね。ソフィー。』
『あんまり揶揄わないで…下さい。』
『揶揄ってはいないんだけど…ね。恥ずかしがり屋のソフィーには刺激が強かったね。ごめんね。』
そう言って頭を撫でてくれます。