部屋から出てきたのは。
 二人の男子。


 一人は。
 私に話しかけてきた人。

 もう一人は――。



 凍り付いた。
 もう一人を見た瞬間。

 それくらい恐ろしいオーラを放っている。


 その恐ろしさは周りにいる男子たちとは桁違い。





 そう感じている間にも。
 近づいてくる、恐ろしいオーラの人が。

 だから。
 さらに凍り付いてしまう。


 そんな中でも。
 思っていることが。

 目的は一体何なのか。