「今朝、
 言われたよ、クラスメートたちに。
 昨日の私の雰囲気、かなり違ってたんだって」


「まぁ、いいんじゃないか。
 気分転換ということにしておけば」


「じゃあ、
 そうしておく」


 神賀くんとお茶をしているところ。


「あっ、それから、
 あの《ピンク・ラビット》に物申すなんて、
 神賀くん、恐いもの知らず?」


「《ピンク・ラビット》?
 あぁ、あの五人組の女子たちのことか。
 あいつら、通行の邪魔してたから注意しただけだ」


「……なるほど。
 すごいね、やっぱり神賀くんは」