「神賀龍輝……
 いや、兄貴と呼ぶべきか」


 涼楓(すずか)さん?


「神賀の兄貴のオーラや雰囲気は
 尊敬する茉蕗(まろん)姐さんに似ているからな」


 すみません、涼楓さん。

 そのときの私は私ではありません。