「第一王子ニコラ・ヴィオネは、神に誓ってリーズを愛しています。私の妻になってくれませんか?」

 リーズの手の甲にちゅっと唇をつけられて誓われたその言葉に、思わずリーズの涙をこぼす。
 そして、震えながら彼女は答えた。

「はい」

 とびきりの笑顔で、こう言った──

「私もニコラが大好きです!!」

 彼女は彼の胸に飛び込んだ──


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後日「小説家になろう」では番外編などを更新する予定です。