感想ノート
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夜彩 2024/08/03 09:41
夜彩 様
夜彩さん…!短期間での長編読破、目が疲れたりとかないですか…!?
未完成にも感想くださったのでばっちり覚えております👀
嬉しいですがご無理はしないように…!
価値観の違いや言葉の受け取り方で人間関係にヒビが入ることって結構ありますよね。三人の関係性は夜彩さんがおっしゃるとおり、常に綺麗なものばかりではないですが、根本には深い愛があることを伝えたくて執筆しました。
簡単に名前をつけることのできない関係性でも、確かに互いを尊重し想っている。
そんな星野と栞の青春を見届けていただければ幸いです。
ちなみにコソッと余談ですが、
今作のヒーロー星野は拙作【未完成〜】にも少しだけ登場してますので、ぜひ読み返して確認してみてくださいね☺︎作者からの返信 2024/08/03 14:51
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続き
「言霊」に関してもう少し。深紅さんTwitterでも目標を宣言してたりするし1つの信念であるようにも感じた。この作品が深紅さんの最初の長編作品みたいだけど、だからこそテーマが言霊だったのかな?これに関しては完全に憶測だけれども。
ほんとに最初の長編作品?と思えるくらい凄く凄くステキな作品でした。久々に泣きました。今までも深紅さんの作品大好きだったけれど、この作品でさらに好きになりました!時間を空けてまた読みたいです。
P.S.
2回目も読み終わったので、そのときに感じたこともまとめます。
改めて読んでみて凄く登場人物の描写がきれいだなって感じました。だからこそ作品に引き込まれていったのだと思います。やっぱり可奈が家に行って自分の想いを伝えるシーンは凄く心が揺さぶられる。このシーン、ほんとに大好きです。
また、作品に一貫して登場人物の葛藤が感じた。それぞれの登場人物が想いを相手に伝えるのを躊躇していたけれど、覚悟を持って相手に自分の気持ちを伝えるのは、凄くかっこよかった。てる 2024/04/02 21:54
なかなか『小説を読んで泣く』というのは難しいことだと思っています。たとえば大切なキャラクターが死ぬ、交通事故や余命もの。それらの需要ももちろん理解はしていますが、私が目標とする『泣ける』作品は、キャラクターの死が関与しないシーンで涙が出ることだと思っています。
なので今回その目標が達成出来ていれば嬉しいです。
言霊。私は普段からかなり意識しているところです。ツイートもそうです。よくお気づきに🤭
時間をおいて何度も読み返してくださると星野と栞も喜びます。もちろん私も。
残すところ長編はあと1作(?)のようですのでお時間あればのぞいてみてください🙇♀️🙏
追記
二回目も読んでくださったのですね。嬉しいです。
やはり小説はキャラクターが生きてこそだと思っているので、そこを褒めていただけると自信につながります。
登場人物の葛藤…たしかに葛藤なくしてこの作品は誕生していません。どのキャラにも「わかるよ…!」という部分があってこそ作品に深みが増すのかなと。
また気が向いた時に何度も何度も読み返してくださるといいなと思います。てるさんのような方と出会えた星野と栞もきっと幸せです。
本当に丁寧であたたかい感想、ありがとうございました。
如月作者からの返信 2024/04/03 22:29
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長い旅から帰ってきたような充実感がある、とても素敵な作品でした。今まで読み終わってからもっと早く読んでおけばよかったと思うことがあるけど、その中でも特にこの作品は早く読んでおきたかったと感じた。それくらいいい作品でした。
テーマは主人公の栞がかかっている「蛙化現象」と「言霊」であると感じた。実際にされたら辛いのは想像できるけど栞自身もそうなりたくてなっているわけでもなくて苦しんでいるのが伝わってきたし、それを告白しても受け入れる星野の優しさも丁寧に描かれていたのも印象的だった。人に批判されるような苦しみって簡単に人に相談できないけど、その苦しみや大変さを理解して作品を書いているように感じた。
もう1つのテーマである「言霊」について。自分としてはこちらの方がより作者が伝えたい事のように感じた。栞が作中でお母さんとの出来事をずっと気にして言霊を凄くマイナスの意味でとらえるようになってしまっていたけれど、最終的には星野のおかげで前向きにとらえられるようになってよかったと思う。また言霊や作中での栞を見ていると凄い優しい人物なんだとわかった。相手の事を想えていないと、そもそも相手に対しての言動で後悔したりしないはずだから。1人1人の登場人物が丁寧に描かれていたからこそ自然と感情移入できた。というか気が付いたら感情移入していた、という方が正しい表現な気がする。
それもあってか、もちろんそれだけではないけれど、可奈が栞の家に行って栞と栞のお父さんに真実と自身の想いを伝えるシーンで泣きました。栞のお母さんに助けてもらったのは自分だってことを栞と栞のお父さんに伝えるのは凄い怖かっただろうというのは容易に想像できたし、それでも伝えきったのは凄い!そのあとに可奈が栞のお父さんに対して栞が悲しそうにしているのを伝えたうえで家族に戻って、とお願いしたシーンで泣きました。可奈が本当に栞のことが好きで大切な存在って思っていることが伝わってきた。普段泣いたりとか全然しないけれど、このシーンは無性に感動した。何だろう、言葉にならない感動っていうのかな?てる 2024/04/02 21:42
てる 様
読んでくださってありがとうございました。早く読んでおきたかったという言葉に胸を打たれました。そんなふうに言っていただくのは初めてなので、本当に嬉しいです。
テーマについて気づいてくださったのはてるさんが初めてです。
この作品は蛙化現象を主軸とし、サブテーマに『言霊』『同性愛』を置いています。なのでテーマについて触れてくださったのが嬉しいというか、もはや『誰かの読者』という立場で言うならば尊敬の域です。作品を読み込む力が半端ないなと思いました。
この作品、扱うテーマが特殊だからこそ万人受けはしないのかもなと思いながら書いていました。だからこそ確実に誰かに届けよう、と。栞の苦しい思いが物語を通して読者様に伝わり、昇華されるとともにてるさんの心にも何か良いものを与えられていたら、作家冥利につきます。作者からの返信 2024/04/03 22:23
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栞も星野も。登場人物それぞれの「青春」がきらめいていた作品だと思いました。
その単語が出てきたのが新鮮で、実感するのはなるほど、と思っています。
普段なら、毎日を必死に生きていて、後であの時は……と思い返すのに。
それらがていねいな文体で磨き上げられている。
素敵な作品をありがとうございました!!
卯月ゆう 2023/06/30 22:07
卯月ゆう さま
とてもご丁寧な感想ありがとうございます😊
青春を突き詰めてみると、きっと正解は人それぞれなんだろうなと思いますね。
何か少しでも卯月さんの心に届いているといいなと思います✨
Twitterでも絡んでくださり、ありがとうございます!これからよろしくお願いします^ ^
如月🍀作者からの返信 2023/06/30 22:37
作品、拝読しました。
やっぱり人間って難しいんだなぁと感じました。
いろいろな感情の持ち方があり、いろいろな過去があり、いろいろな価値観がある。
その主張で人間はすれ違ってしまうことが多い。
けれど栞、星野、可奈たちは、全く違う人間だけど、お互いを尊重している。
この三人の青春は、綺麗で鮮やかじゃない部分があるけれど、海のように青く深いものだと思いました。
関係に名前なんていらない。ただ大切な人と一緒にいることができれば、それでいい。
そんな三人が、これからも大切な人の隣にいられますように。
素敵な作品をありがとうございました。