『それでですね、
まだ、美咲様とお母様は、千景と話していますから、お父様に先にお話ししたのですが、
美月様は、藍蓮様の家に入られますし、
美咲様がご両親と中央区管内に住む話が無くなりましたので、
忍葉様の中央区管内の住居を至急、検討させて頂きました。
丁度、忍葉さまが、転入を希望されていました九十九學院には、寮がございまして、
九十九學院は、元々、神獣人のために作られた学校ですから、花姫への理解がありますし、警備面も安全に配慮できます。
花紋が出て花王子がわかるまで、とりあえずの住居として、九十九學院の寮に入寮して頂くのが一番いいと判断したのですが、
忍葉様は、いかがでしょうか?』
『私は、それで構いません。』
『そうですか。安心致しました。
それでは、
私と、忍葉様、美月様は今後の話しを致しますので、お父様、転入や入寮手続きの書類をご用意してありますので、こちらの道忠がお手伝い致しますので、ご記入願えますか?』
『ああ、わかったよ。忍葉がそれで良ければ俺はいいからな。じゃあ、お願いします。』
と、道忠さんとお父さんが、ダイニングテーブルの方へ移動して書類を書き始めた。
その様子を見ながら、道忠さんが寮に入る手続きを急ぐ、忍葉様は何もしなくていい、と言ったのは、こういうことだったのかと思った。
龍咲さんは、
『明日、忍葉様には、九十九學院に道忠と一緒に行って頂き、学校の見学や説明、量の見学などをして頂いて転入、入寮の手続きもご一緒に済ませて頂きたいのですが、宜しいでしょうか?』
『はい。えっと、道忠さんと2人ですか?』
『その予定ですが、何か?』
『いえ。なんでもないです。』
『私もご一緒しましょうか?』
『いえ。大丈夫です。』
『そうですか。それでは、明日、8時にお迎えにあがります。』
『はい。わかりました。宜しくお願いします。』
『美月様は、藍蓮様にお伺いかと思いますが、明日、花姫会で学校について説明させて頂きます。お迎えは、藍蓮様がなさるそうです。ご予定はこれで宜しかったでしょうか?』
『はい。』
『お話は以上です。私は、千景と合流しますので、これで失礼します。』
と、客間に戻って行った。
美月は、自分の部屋へ戻って行った。
私は、書類にサインをしているお父さんの隣に座り、道忠さんから簡単に明日の予定を聞いたりした。
30分後には、道忠さんが書類を持って帰っていき、そう10分後には、千景さんと、龍咲さんが帰って行った。
私が、客間のお茶を下げに行くと、
美咲が駆け寄ってきて、
『お姉ちゃんのせいで、新しい家に越すのが取りやめになって、翔に会えなくなったじゃない‼︎
なんでこんな花紋も現れていないお姉ちゃんの為に、
花姫の私が花姫として迎え入れられないって言われなきゃいけないの‼︎
お姉ちゃんなんか、欠陥品の花姫でしょ‼︎』
と捲し立てられた。
かなり泣いていたのか?美咲の目が赤く腫れていた?
美咲の言葉は、自分でも、そう思っていたことだから、堪えたけど、
騒ぎを聞きつけたお父さんが、直ぐにやって来て、
『美咲、まだ千景さんに言われたことがわからないのか?
忍葉は、花姫なんだ。花姫会がそう扱うと言ったんだ。
そんなことを言っていると本当に、花姫として迎えて貰えなくなるぞ。』
と珍しく美咲に怒って言った。
今度は、お母さんが、美咲を2階に連れて行った。
いつもと何かが違って不気味だったけれど、
それ以上の騒ぎは何も起き無かった。
まだ、美咲様とお母様は、千景と話していますから、お父様に先にお話ししたのですが、
美月様は、藍蓮様の家に入られますし、
美咲様がご両親と中央区管内に住む話が無くなりましたので、
忍葉様の中央区管内の住居を至急、検討させて頂きました。
丁度、忍葉さまが、転入を希望されていました九十九學院には、寮がございまして、
九十九學院は、元々、神獣人のために作られた学校ですから、花姫への理解がありますし、警備面も安全に配慮できます。
花紋が出て花王子がわかるまで、とりあえずの住居として、九十九學院の寮に入寮して頂くのが一番いいと判断したのですが、
忍葉様は、いかがでしょうか?』
『私は、それで構いません。』
『そうですか。安心致しました。
それでは、
私と、忍葉様、美月様は今後の話しを致しますので、お父様、転入や入寮手続きの書類をご用意してありますので、こちらの道忠がお手伝い致しますので、ご記入願えますか?』
『ああ、わかったよ。忍葉がそれで良ければ俺はいいからな。じゃあ、お願いします。』
と、道忠さんとお父さんが、ダイニングテーブルの方へ移動して書類を書き始めた。
その様子を見ながら、道忠さんが寮に入る手続きを急ぐ、忍葉様は何もしなくていい、と言ったのは、こういうことだったのかと思った。
龍咲さんは、
『明日、忍葉様には、九十九學院に道忠と一緒に行って頂き、学校の見学や説明、量の見学などをして頂いて転入、入寮の手続きもご一緒に済ませて頂きたいのですが、宜しいでしょうか?』
『はい。えっと、道忠さんと2人ですか?』
『その予定ですが、何か?』
『いえ。なんでもないです。』
『私もご一緒しましょうか?』
『いえ。大丈夫です。』
『そうですか。それでは、明日、8時にお迎えにあがります。』
『はい。わかりました。宜しくお願いします。』
『美月様は、藍蓮様にお伺いかと思いますが、明日、花姫会で学校について説明させて頂きます。お迎えは、藍蓮様がなさるそうです。ご予定はこれで宜しかったでしょうか?』
『はい。』
『お話は以上です。私は、千景と合流しますので、これで失礼します。』
と、客間に戻って行った。
美月は、自分の部屋へ戻って行った。
私は、書類にサインをしているお父さんの隣に座り、道忠さんから簡単に明日の予定を聞いたりした。
30分後には、道忠さんが書類を持って帰っていき、そう10分後には、千景さんと、龍咲さんが帰って行った。
私が、客間のお茶を下げに行くと、
美咲が駆け寄ってきて、
『お姉ちゃんのせいで、新しい家に越すのが取りやめになって、翔に会えなくなったじゃない‼︎
なんでこんな花紋も現れていないお姉ちゃんの為に、
花姫の私が花姫として迎え入れられないって言われなきゃいけないの‼︎
お姉ちゃんなんか、欠陥品の花姫でしょ‼︎』
と捲し立てられた。
かなり泣いていたのか?美咲の目が赤く腫れていた?
美咲の言葉は、自分でも、そう思っていたことだから、堪えたけど、
騒ぎを聞きつけたお父さんが、直ぐにやって来て、
『美咲、まだ千景さんに言われたことがわからないのか?
忍葉は、花姫なんだ。花姫会がそう扱うと言ったんだ。
そんなことを言っていると本当に、花姫として迎えて貰えなくなるぞ。』
と珍しく美咲に怒って言った。
今度は、お母さんが、美咲を2階に連れて行った。
いつもと何かが違って不気味だったけれど、
それ以上の騒ぎは何も起き無かった。