ねえ、やっぱりあなたは──



「さ、佐山さん?」



顔を赤くしながら少し慌てる保科くんに、私は涙を堪えて微笑みかける。





「ねえ、ここすごく星が綺麗に見えるの。今夜一緒に見ない?秀くん」




-fin-