顔を真っ赤にして幻聖石をミトへと放り投げる、両手で受け取るとミト本人が首を傾げてその石を見つめていた。
「これ、どうすればいいんですか?」
「強く握って、それからその石に意識を集中させてみて。何かイメージが浮かんで来たらそれを実際に持ってるようにさらにイメージしてみて」
レイが優しく使い方を教える、ミトは戸惑いながらも言われるがままにイメージする。すると幻聖石は光だし中に格納されているものが出現し始めた。杖だった、見た目は木材だが手入れはしっかりとされている杖が出てきた。
「……杖?」
出てきた杖を両手で持ってそれを眺める、何処にも変わったところは見られない普通の杖だった。
ミトとファリックもまた同様に自分のパックパックを漁り、同じように幻聖石が見つかる。二人はミトと同じようにそれに集中するとそれぞれ格納されているものが出てくる。
「ミラ君は槍でファリック君は……何だそれ」
出てきたのはシフトパーソルによく似たモノだった、それも二丁。真っ先に飛びついたのがギズーである、ファリックが握っている二丁のシフトパーソルによく似たモノを見て興奮する。
「おい、お前それちょっと見せて見ろ」
ファリックは自分の元へと迫り寄ってくるギズーの気迫に押されて恐怖を覚えた、すぐさまその二丁を手渡すとミラの後ろへと隠れる。渡されたギズーは目を丸くしてソレについて語る。
「信じられねぇ、『コルト・パイソン』じゃねぇか……しかも『オリジナル』かこれ?」
「始まったよ、ギズーのシフトパーソル語り……」
目の色を変えてソレをマジマジと見つめるギズーに対してアデルがまたかと落胆する、しかしギズーの熱は冷めず続く。
「これ、どうすればいいんですか?」
「強く握って、それからその石に意識を集中させてみて。何かイメージが浮かんで来たらそれを実際に持ってるようにさらにイメージしてみて」
レイが優しく使い方を教える、ミトは戸惑いながらも言われるがままにイメージする。すると幻聖石は光だし中に格納されているものが出現し始めた。杖だった、見た目は木材だが手入れはしっかりとされている杖が出てきた。
「……杖?」
出てきた杖を両手で持ってそれを眺める、何処にも変わったところは見られない普通の杖だった。
ミトとファリックもまた同様に自分のパックパックを漁り、同じように幻聖石が見つかる。二人はミトと同じようにそれに集中するとそれぞれ格納されているものが出てくる。
「ミラ君は槍でファリック君は……何だそれ」
出てきたのはシフトパーソルによく似たモノだった、それも二丁。真っ先に飛びついたのがギズーである、ファリックが握っている二丁のシフトパーソルによく似たモノを見て興奮する。
「おい、お前それちょっと見せて見ろ」
ファリックは自分の元へと迫り寄ってくるギズーの気迫に押されて恐怖を覚えた、すぐさまその二丁を手渡すとミラの後ろへと隠れる。渡されたギズーは目を丸くしてソレについて語る。
「信じられねぇ、『コルト・パイソン』じゃねぇか……しかも『オリジナル』かこれ?」
「始まったよ、ギズーのシフトパーソル語り……」
目の色を変えてソレをマジマジと見つめるギズーに対してアデルがまたかと落胆する、しかしギズーの熱は冷めず続く。