ギズーが取り出したのは十二連装の銃口を持つ巨大なガトリングパーソルだった、トリガーを引くとシリンダーが回転し上段の部分から驚くような速度で弾丸が飛び出していく。しかしレイが展開する障壁に弾かれ続ける。だがその弾丸の圧力とあまりにも早い連続した弾丸に徐々にではあるが後ろへと後退し始める。
「ガズル!」
走り出してたガズルは対象者の少し前でジャンプする、両腕を頭上に回し両手の指を交差するように握る。握られた手の上には巨大な重力球が形成されていた。
「重力爆弾」
握られた両手をそのまま前に振りかぶると巨大な重力球はレイ目がけて急速落下した。だがそれは障壁によって塞がれレイがいる場所を残してその周辺の地形を凹ませた。
「グオオオオオォォォォォォォォ!」
再びレイが吠える、霊剣を振りかぶるとその刀身に炎を宿らせ力任せに縦に振るう。振り下ろされた剣からは剣圧と共に炎がすさまじいスピードで飛び出してきた。それをガズルは見逃さなかった。
握られていた両手を解き左手を迫りくる炎に向けて手の平を向ける、同時に重力球を作り出し炎を吸収し始める。右腕をすぐさま後ろに引くと一歩だけ右足を踏み込む。
「返すぜ炎!」
踏み出すと同時に右手を左手で構える重力球と一緒に貫く。吸収された炎は瞬間的に圧縮され高密度で超高温になり一直線に放たれる、まるで弾丸である。ガズルから放たれた炎はレイの障壁にぶつかると、一点だけを貫きレイの左腹部を貫通した。
「よくやりました!」
カルナックが突破された障壁へと間髪入れずに刀をねじ込む、剣先が数センチ入った程度でレイの体までは到達していない。しかしここからが早かった。いや、見えなかったが正しいだろう。剣先がねじ込まれたと思った瞬間レイの障壁は音を立てて粉々に破壊された。
「ガズル!」
走り出してたガズルは対象者の少し前でジャンプする、両腕を頭上に回し両手の指を交差するように握る。握られた手の上には巨大な重力球が形成されていた。
「重力爆弾」
握られた両手をそのまま前に振りかぶると巨大な重力球はレイ目がけて急速落下した。だがそれは障壁によって塞がれレイがいる場所を残してその周辺の地形を凹ませた。
「グオオオオオォォォォォォォォ!」
再びレイが吠える、霊剣を振りかぶるとその刀身に炎を宿らせ力任せに縦に振るう。振り下ろされた剣からは剣圧と共に炎がすさまじいスピードで飛び出してきた。それをガズルは見逃さなかった。
握られていた両手を解き左手を迫りくる炎に向けて手の平を向ける、同時に重力球を作り出し炎を吸収し始める。右腕をすぐさま後ろに引くと一歩だけ右足を踏み込む。
「返すぜ炎!」
踏み出すと同時に右手を左手で構える重力球と一緒に貫く。吸収された炎は瞬間的に圧縮され高密度で超高温になり一直線に放たれる、まるで弾丸である。ガズルから放たれた炎はレイの障壁にぶつかると、一点だけを貫きレイの左腹部を貫通した。
「よくやりました!」
カルナックが突破された障壁へと間髪入れずに刀をねじ込む、剣先が数センチ入った程度でレイの体までは到達していない。しかしここからが早かった。いや、見えなかったが正しいだろう。剣先がねじ込まれたと思った瞬間レイの障壁は音を立てて粉々に破壊された。

