突如としてレイの足元から炎が吹きあがる、カルナックとシトラは後ろへと飛び巻き上がる炎をよける。レイの体を炎が包み込み、一度体から弾かれるように離れると巨大な火柱を上げた。
「炎帝剣聖結界!?」
カルナックが声を上げた、それは戸惑いの声でもある。レイの適正には炎は含まれていない、元来持ち合わせているエレメント以外のインストールを使用することなど不可能なはず。しかし目の前のこの現象はなんだ、適正外のエレメントを使ってのインストール。そんなことカルナック本人にもできることはなかった。
「レイ君を封じ込めます、先生時間稼ぎを!」
氷の槍を地面に叩きつけ割ると両手で鉄の杖を頭の上でくるくると回し始めた、それを勢いよく杖の先端を地面へ振り下ろすと魔法陣が出現する。
法術の詠唱を一つ一つ丁寧に唱えながら魔法陣をさらなる強固なものに変えていく、これほど大きな物形成と維持にかなりのエーテル量を消費するだろう。
「わかりました、ガズル君、ギズー君。二人も彼の動きを止めるだけでいいのです! 協力してください」
「お、おう」「殺すんじゃなくて足止めってことなら!」
二人は同時に叫ぶ、先ほどから自信を治癒していたガズルはある程度動けるようになっていた。ギズーはもとより然程ダメージを負っていない。三人はシトラの正面に立つとガズルとカルナックが飛び出す、ギズーは胸ポケットから幻聖石を取り出し両手に収まらないほど大きなガトリングパーソル(銃火器を意味する、ガトリングパーソルは機関銃)をを出した。
「霊剣を吹き飛ばしてやる!」
「炎帝剣聖結界!?」
カルナックが声を上げた、それは戸惑いの声でもある。レイの適正には炎は含まれていない、元来持ち合わせているエレメント以外のインストールを使用することなど不可能なはず。しかし目の前のこの現象はなんだ、適正外のエレメントを使ってのインストール。そんなことカルナック本人にもできることはなかった。
「レイ君を封じ込めます、先生時間稼ぎを!」
氷の槍を地面に叩きつけ割ると両手で鉄の杖を頭の上でくるくると回し始めた、それを勢いよく杖の先端を地面へ振り下ろすと魔法陣が出現する。
法術の詠唱を一つ一つ丁寧に唱えながら魔法陣をさらなる強固なものに変えていく、これほど大きな物形成と維持にかなりのエーテル量を消費するだろう。
「わかりました、ガズル君、ギズー君。二人も彼の動きを止めるだけでいいのです! 協力してください」
「お、おう」「殺すんじゃなくて足止めってことなら!」
二人は同時に叫ぶ、先ほどから自信を治癒していたガズルはある程度動けるようになっていた。ギズーはもとより然程ダメージを負っていない。三人はシトラの正面に立つとガズルとカルナックが飛び出す、ギズーは胸ポケットから幻聖石を取り出し両手に収まらないほど大きなガトリングパーソル(銃火器を意味する、ガトリングパーソルは機関銃)をを出した。
「霊剣を吹き飛ばしてやる!」

