「そうだ、
 彩珠(あじゅ)の部屋は
 一室、空きがあるから、そこに」


 空澄(あすみ)が言うには。
 その空き部屋は。
 来客用として使用しているとのこと。



 そうして。
 空澄は。
 案内してくれる、来客用に使用している空き部屋に。

 そのため。
 私と空澄は。
 片付け始める、テーブルの上を。










 片付けが終わり。
 私と空澄は部屋へ。


 空澄の部屋。
 来客用に使用している空き部屋。

 二部屋とも二階とのこと。







 部屋の前に着き。
「ここが彩珠の部屋」
 空澄はそう言って。
 開けてくれる、ドアを。


「自由に使って」
 そう言ってくれる空澄。

 親切な空澄に。
「ありがとう」
 そう言って。
 入る、部屋の中に。





 その瞬間。
 目に飛び込んできたのは。
 森の中にいるような癒された空間。


 家具は木製。

 カーテンやシーツやラグマットなど。
 それらは全体的に緑色。



 できる、過ごすことが。
 こんなにも素敵な部屋で。

 それは、なんという至福の時。