「よしっ、わかった。
 日付が変わるから明日になるけど、
 みんなで朝焼けを見に行こう」


 見に行った、夕焼けを。
 空澄(あすみ)と一緒に。

 思い出している、そのことを。


 その間に。
 進んでいる、話が。


彩珠(あじゅ)
 それでいいか」


 空澄の言葉に。
「うん」
 そう返事をした。



 空澄の言葉を聞いて。
 凪紗も心詞(みこと)も響基も。
 喜んでいる、ものすごく。


 見ている、みんなが喜んでいる顔を。

 そうすると。
 私も嬉しい気持ちになる。





 こうして。
 見に行く、みんなで。
 朝焼けを。
 なった、そうすることに。