経った、一週間が。
 空澄(あすみ)の家に泊めてもらってから。


 今は。
 ご飯を食べ終え。
 している、食器洗いを。










 空澄は。
『何もしなくてもいい』
 そう言ってくれている。







 だけど。
 それでは。
 申し訳ない、あまりにも。


 お世話になっている、空澄に。

 それなのに。
 何もしないのは……。





 そう思い。
 空澄に頼んで。
 家事の一部を手伝わせてもらうことに。



 ただ。
 この家(ここ)は自分の家ではない。


 なので。
 やり過ぎる。
 それもズカズカと入り込み過ぎてしまうのではないか。

 そう思うと。
 してしまう、少し遠慮を。
 ある、そういうところも。