「よしっ……行こう、俊君!」
「うん」
 私は俊君と家に帰った。
「ふぅ~っ」
 私はお風呂から出て、リビングでテレビを見ながらゆっくり休んでいると。
「……芽唯、いい匂い」
「え、ちょっと……⁉」
 俊君は私を後ろから抱きしめていた。
「そ、そりゃ、お風呂入ったし……」
 そう言うと俊君は私を抱きしめる力が強くなった。
 私の心臓はもたないかもしれない。