死にたいって思ったのはいつからだろう。でも時々私と違って生きたいって思う人がいるそんな人達に言いたい、生きていても面白くないよ。って



死にたいって思う日が多い、それは私萌々。中学校2年生
友達からいじめられ色んな人に避けられ何もかも上手くいかない、こんな私いらないよね
リスカもしちゃったしでも痛くはなかった。痛いっていうより生きてるんだなって感じただけでも私は死にたくてやったのに、

「今日精神科行こっか」
「なんで、大丈夫だから」
「でも腕こんなに切っちゃって、だから、」
「大丈夫だから」
何やって気づいたからって精神科行こう?嫌に決まってるじゃん。リスカがバレた時は両親はないていた。でも実際私は泣いてる親を見てなんとも思わなかった。ここまでやって気づいてくれなかったふたりがいけないって思ったからだ

「萌々お願い今回だけ」
「わかったよ!行けばいいんでしょ?」
「ありがとう」
そんな顔で笑うなよ。たかが病院行くだけで、
何が幸せなの?娘が病院に行ってなんか診断されて。それでほっとするの?そんなのおかしいって

私にはよく分からない。両親の考えていることが










「鈴木萌々さん、入ってください」

「どうしましたか?」
「その最近死にたいって思うことが多くなって、それでリスカもしてしまって」
「うんうん、もう少し話せる?」
話してバカにされないかな、バカにされたらどうしよう、怖い怖い、
「はぁ、、はぁ、、」
「大丈夫?落ち着けるまでゆっくりしてね」
大丈夫って気安く言わないでよ、、苦しいのに毎日誰も助けてくれなかった。同級生に悪口を言われ叩かれた時でさえ誰も心配なんてしてくれなかった。
先生に無視をされてもみんななんとも思わなかったしほかの先生も別になんとも思わなかったみたい。
塾でもブスだのデブだの言われてた、なのにみんな無視。こんな生活の何が楽しいの、
面白いことなんてなんにもない。なにか得意なこともないしずば抜けてできることもない。親にも別に必要とされてない私は一体何?こんな自分大っ嫌い…
「うわぁぁーん」
「よしよし、大丈夫だから1つづつゆっくり話して欲しいな、」
「はい、」


「そっか、それは辛かったね」
分かってくれるの?私間違ってないの?バカにしてないの?少しでも悩み聞いてくれる人がここにいるんだ、、
「でも、萌々ちゃんリスカはダメだよ自分の体をなんで傷つけちゃうの?悪いのはあっちじゃない?
だったらダメだよ…」
「はっはい、そうですね、、辞められるように頑張ります」
「うん!頑張ってみて」
なんか悩みを相談したら楽になった、私ここなら生きていてもいいの?死ななくてもいいの?だったら生きていてもいいかな、
でもこっちの気持ちが強いんだよ、死にたいって


「ねぇ君精神科にいた子だよね?何歳?」
えっなに、急に声かけられたんだけど、ってか誰?「えっあっあなたこそ誰?」
「僕は春野優斗、中学校2年生そこの小児科に入院してるんだよ」
「優斗君、?どうして入院してるの?」
「それは、ね、癌なんだ。」
聞いちゃダメだったような感じがして少し苦しくなった
「君はなんて名前なの?」
「わっ私は鈴木萌々、あなたと一緒中学校2年生」
中学校2年生って言った瞬間君の目が輝いていた
人って嬉しいと目が輝くのかななんて考えていたら「僕達一緒だね」
そんなことを笑顔で言ってきた、久しぶりに人の笑顔を見た
「優斗君は入院してるんでしょ、、また来てもいい?」
「もちろん!来てくれるとすごい嬉しいな、誰も来てくれないし」
「どうして?」
「僕あまり友達がいないからさ、だから全然来てくれないし、両親も僕の他に2人いるんだけど赤ちゃんだから来れないんだよだからさ、来てくれるとすごい嬉しい!」
そっか、そうなんだ、優斗君は優斗君なりに悲しいことがあるんだ、でも癌って確か死ぬ確率低いんだよね、だったらなおったらみんなと楽しく遊べるんだろうな

「じゃあね萌々ちゃん」
「バイバイ優斗君」
でもすごい優しそうな男の子だった、なんか何でも話せそうな感じの子だったな、