私は艶っぽい声で囁かれて、ドキッとしてしまった。

真壁くんは私を引き寄せ抱きしめた。

唇が塞がれて、舌を割り入れて来た。

強く吸われて、息が出来ない。

私は抵抗する気持ちはなかった、だって本当はずっと彼からの愛撫を求めていた。

二人は燃え上がる気持ちを抑える事は出来なかった。

「翔、大好き」

「静香、愛してる」

私は身体の隅々まで翔でいっぱいになった。

肌は高揚してピンク色にそまり、感じる事をもっともっとと求めていた。

彼の唇は下へ移っていき、ずっと触れてほしいと願っていた部分を捉えた。

恥ずかしい位に彼を求めずにはいられなかった。

何度も、何度も最高潮に達してしまった。

「静香、最高、このままずっと静香の中に入っていたい」

「翔、私も、でもそろそろ翔太を迎えに行く時間ですよ」

「そうだな」

「飯、食ってなかったな、二人で翔太を迎えに行きながら、簡単なもの食べるか」

「はい、そうしましょう」

二人で車で翔太を迎えに行った。