こんなことしちゃ駄目、でも身体はもっと触れて欲しいと震えている。

「静香、愛している」

その時、真壁くんのスマホが鳴った。

でも、真壁くんは私への愛撫をやめようとしない。

「真壁くん、スマホが鳴ってます」

「ほっとけよ、静香の大事なとこに触れたい」

下着を脱がされて、真壁くんが私の大事な部分に触れた。

はじめての感覚に、頭がボーっとして下腹部がじんじんしてきた。

スマホが一旦切れて、また鳴り出した。

「会社からです、お願い、出てください」

真壁くんは一旦私から離れてスマホに出た。

「はい」

「社長、お迎えに伺ったのにいらっしゃらないので心配しました、今どちらにおいでになるのですか」

「俺の結婚相手のうちにいる」

私は真壁くんの言葉に驚きを隠す事が出来なかった。

「結婚されるお相手がいたのですか」

「今、取込み中だ、わかるだろう、今日は休みにしておいてくれ、あと経理部の倉田も有給を取ると本郷部長に伝えてくれ」」

「社長、社長」