真壁くんは、私の腕を掴んで引き寄せ抱きしめた。

「静香、結婚しよう、毎朝静香が食事作ってくれて、休みはデートして、すっごく楽しいよ」

「駄目です、社長は相応しい方と結婚してください」

「静香は俺に取って相応しいよ」

真壁くんの胸に頬をくっついた状態になり、もうドキドキが止まらない。

「静香」

耳元で甘い声で囁かれて、身体中が熱りはじめてしまった。

駄目、気持ちは駄目ってわかってるのに、身体は真壁くんを求めてる。

真壁くんの唇が私を捕らえて離さない。

烈しく、そして舌が割り入れられて、甘い吐息が漏れた。

もう、止められない。

「静香、ずっとこうしたかった」

真壁くんの唇は私の首筋から鎖骨へと移動して、ボタンが一つ、二つと外されて、胸の膨らみが露わになり、強く吸われた。

「ああ、駄目」

「もうこれ以上我慢出来ない」

壁に背中を押しつけられて、真壁くんの唇は下へ下へと移って行く。

下着を少しずつ下げて、太腿の内側にキスを一つ、感じて堪らず声が漏れる。