信じられない出来事に俺はパニック寸前だった。

俺は夜、静香に電話をしたが繋がらなかった。

次の日静香は会社を休んだ。

俺は仕事が終わってから静香のアパートへ向かった。

どうしても諦める事が出来ない。

本当に避けられているのか確かめたかった。

静香のアパートへ着くと部屋から明かりが漏れていた。

インターホンを鳴らすと「は?い」と静香の声が聞こえて来た。

「どちら様でしょうか」

「俺、真壁 翔、静香、開けてくれないか」

「社長、どうされたのですか」

「今日、会社を休んだだろう、具合大丈夫か心配になって来ちゃった」

「大丈夫です、明日は出社しますので、もうお帰りください」

「静香、顔が見たいんだ、ドアを開けてくれないか」

「社長、これ以上は社長のお仕事ではありません、誤解を招きますのでお帰りください」

「俺は社長として来たわけではない、真壁翔として静香に会いに来たんだ」

「それなら尚のこと困ります」

「静香、俺の何が駄目なんだ、ちゃんと理由を聞かせてくれ」