【計画】

 地上から遠く離れた雲よりも遥か上に存在する天界という空間。

そこではとある神に対する刑執行が行われようとしていた。

「俺は悪くない‥俺は悪くない…あいつの為…あいつの為なんだ…全て。全て!!」


そう叫ぶのは大雷神である遷神という少年

「それはもちろん分かっている…だからこれは僕なりの最善の【処罰】さ、悪く思わないでくれ。」

そう遷神だけに聞こえるように言い、この天界を統べる大神使は手に持っている書物を開く。

(ありがたくその罰を受けるよ)

遷神は心の中で微笑む。

 だだの罪人が暴れ狂うように見えるか?罪人に見えるか?

 そう見せるのが遷神と大神使の狙いであった。