「バカだな、そんなわけないだろう、俺の側にいる女性はあゆみ以外考えられないよ」

「凌、本当に?」

俺はあゆみを引き寄せ抱きしめた。

「蘭とは何にもないし、あゆみを一人にしないと約束する」

「凌」

俺はあゆみとキスをした。

しばらく寝室が別だった為、あゆみへの思いを抑える事が出来ず、俺はソファに押し倒した。

「凌」

「あゆみ」

キスの雨は勢いを増してあゆみの全身に降り続いた。

あゆみは可愛らしい声を上げる、こんなにもあゆみを欲しいと思ったことはなかった位にあゆみを求めた。

あゆみの肌はピンク色に染まり、俺の唇があゆみの全身を吸い尽くした。

その度にぴくっと震えるあゆみの身体は俺を感じていた。

あゆみの中にゆっくりと侵入すると、あゆみは俺の唇を求めた。

俺は全てをあゆみに注ぎ込んだ。

何度も、何度も、何度も……

朝、目が覚めると、あゆみはもう起きていた。

「あゆみ、おはよう」

「おはようございます」

「花屋の店舗決まりそうだよ」

「本当ですか」