ある日あゆみは生理が遅れている事に気づいた。
いつものように俺はあゆみを求めた。



「あの、麻生さん、ちょっとお話があるんですけど」

「何?改まって、俺は別れないよ」

「ち、違います、あの、生理が遅れてて」

俺は驚きの表情を見せた後、喜びの表情に変わって「やったあ」と声を上げた。

「あゆみ、病院に行こう」

「はい」

そして二人で病院へ向かった。

「2ヶ月目に入った所です、おめでとうございます」

俺は飛び上がって喜んだ。
しかし、あゆみの表情は不安を隠しきれなかった。
俺の尋常じゃない頭痛に顔をしかめた事が、脳裏を掠めた。
あゆみは俺に確認した。

「麻生さん、子供の事本気ですか」

「本気だよ」


あゆみは俺を信じて着いて来てくれる決心をした。
でも心の奥底では、不安が無いと言ったら嘘になる気持ちが消えなかった。

ある日の夜、俺は譫言のように「あゆみ、ごめん」と言った。
あゆみは俺の病気を感じ取った。

あゆみは俺に言った。