身体の関係まで進むのに時間は掛からなかった。

食事の帰り、私は帰りたくないと安藤さんとホテルに入った。

安藤さんは私を抱きしめて唇を重ねた。

彼の舌が入り込んで、心臓の鼓動がバクバク言いはじめた。

彼の手は私の胸に触れて、大きく動かした。

毎日、一緒にいるのに、丈一郎さんとは三ヶ月ほどご無沙汰状態だった。

私の身体は火がついたように激しく燃え上がった。

ブラウスのボタンが外されて、彼は私の胸の膨らみにキスをした。

背中が仰け反り、甘い吐息が漏れた。

「瑞穂ちゃん、感度いいね、もしかしてご無沙汰だった?」

「はい、三ヶ月ほど」

「嘘だろ、最上は何をやってるんだ、俺が瑞穂ちゃんを満足させてやるよ」

そう言うと、彼は手をいきなり、下着の中に入れて私の反応を楽しんだ。

頭がくらくらして、身体が燃えるように熱くなり、恥ずかしい状態になった。

それから毎日のように安藤さんと身体を重ねた。

「なあ、瑞穂ちゃん、最上と別れて、俺と付き合おうよ」

私は頷いていた。