そのうち、眠ってしまったみたいで、目が覚めると最上さんが私の顔を覗き込んでいた。

「きゃっ」

「ずっと寝てたのか、いい身分だな」

「すみません、お腹がいっぱいになったら眠くなってしまってつい、うとうとと寝てしまいました」

「まっ、構わないけどな、足、痛みはないか?」

そう言って最上さんは私の足首を確認した。

私は最上さんの真剣な顔をじっと見つめていた。

「おい、そんなに見てると金取るぞ」

「あっ、すみません」

「仕方ないか、俺の顔は最高の出来だからな」

最上さんは自信満々の表情でニヤッと口角を上げた。

「普通、自分で言いませんよ」

「俺は普通じゃないかもな、誰も着いてこないんだから」

「その意地悪な性格直さないと一生独身ですよ」

「お前はずっと俺の側にいるだろう、もう、俺の妻なんだからな」

「そんな事分からないじゃないですか、私が契約解除したいって言ったら、離婚ですよね」

「ほお、俺が支払った金、耳を揃えて返せるのか」