お前が欲しくて堪らない〜年下御曹司との政略結婚

俺は五歳の時の初恋の女性と結婚出来れば文句無いんで、でも兄貴にはまだ内緒でお願いします」

私はびっくりした表情を見せた。

五歳の時の初恋の女性と結婚?

大人になっても幼き頃の思いを寄せていた女性を好きだなんて、なんて純粋で素直な心の持ち主なの?

少年のような気持ちのまま大人になった感じで、そう言えば光もそう言うところあったな。

光も変わらずそんな少年のような気持ちを持ち続けているのに、私は信じられなくて、光の一途な愛を疑っていた。

皆、私に近づいてくる男性は、私を愛しているんじやない、都築総合病院が欲しいだけ、そう思っていた。

光もそんな男性達と一緒だと。

でも、こんなに純粋な、一途に幼き頃の初恋を貫き遠そうと思っている人と兄弟なんだよね、光は。

忘れてた、光も純粋な一途な愛情を私に注いでくれていたことを。

ごめんなさい、光。
「玲子さん、大丈夫ですか?」

「兄貴、玲子さんが……」

「えっ?玲子大丈夫か?」

「お前、玲子になにしたんだよ」