お前が欲しくて堪らない〜年下御曹司との政略結婚

朝までキスの嵐は止む事はなかった。

白々と夜が明けて、朝日が差し込んでいた。

隣で寝ているはずの玲子を探した。

「玲子、玲子」

「はい、キッチンよ」

「まだ、ゆっくりベッドに入っていようぜ、今日は休みなんだから」

「うん、でもお腹空いちゃったの」

「そうか、じゃ、朝飯食うか」

二人でキッチンに立って朝食を作り始めた。

「そうだ、玲子の親父さんに結婚の許可貰ったぞ」

「えっ?嘘!」

「嘘じゃねえよ、玲子の気持ち次第だって言ってた」

「そうなんだ」

「僕が医者だって言ったら、親父さんすごく食いついて来て根ほりは掘り聞かれたよ」

「どんな事聞かれたの?」

「都築総合病院は継いでくれるのかとか、玲子を愛しているのかとか」

「なんて答えたの?」

「もちろん愛していますって、それから病院のことはお望みとあらばって答えた」

「そうなんだ」

「まずかったか?」

玲子はちょっと考えてから口を開いた。