「私は慶さんと一緒にいたいです」

「俺だって、美鈴と別れる気持ちは全くないよ」

「でも大丈夫でしょうか」

「大丈夫だよ、何も疾しいことないし、俺は今まで社長としての自信がなかったんだ」

美鈴は驚きの表情を見せた。

「仕事も中々上手くいかなくて、美鈴ともこの先夫婦としてやっていけるのか不安だった、俺の愛情は冷める事はないけど、美鈴の俺に対しての愛情は冷めたままなんじゃないかって」

「慶さん」

「でも、凄く嬉しい、だって、俺の気持ちを確かめようとしてくれたんだからな」

「そんな事してって怒らないんですか、子供みたいって呆れられたんじゃないかと心配していました」

「そんな事ないよ、凄く嬉しいよ、でももうごめんだな、あの思いは……凄く心配したんだぞ」

「ごめんなさい」

美鈴は頭を下げて俺に謝った。

「じゃあ、お詫びの印が欲しいな」

「なんですか」

「美鈴とキスしたいな」

美鈴は真っ赤に頬を染めて恥ずかしがっていた。

「美鈴」

俺は美鈴の唇にそっと触れた。