- 作品番号
- 1666929
- 最終更新
- 2022/04/30
- 総文字数
- 9,297
- ページ数
- 4ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 1
- ランクイン履歴
-
青春・恋愛49位(2022/05/05)
高校三年生の朱音は、きょうだい児。知的障害のある兄がおり、将来に希望が持てずにいた。
まぶしい太陽が照り付ける夏、朱音はひとりの青年と出会い……。
この作品の感想ノート
友野紅子さま
今回も素敵なお話をありがとうございました。
実は私、障がい者の生活介護施設で働いております。
職場の利用者さんには、ヒロインのお兄さんのような知的障がい者の方々もいらっしゃいます。
今ようやく、ヤングケアラーと呼ばれる知識もツテもなく、ただ毎日を追われるように生きている若い人たちの存在が、クローズアップされるようになりました。
私もこの仕事をする前は、存在どころかその名前すら知らなかった。
障がいを持った兄や姉がいる弟や妹は、このヒロインのように親に対して『兄or姉のために生まれた自分』をどこかで感じているはずだとずっと思っていました。
そしてそれをどう折り合いつけているのかと。
私の家族には障がいを持っている者はいません。
だから根っこのところでは、ヒロインの気持ちがわからないと思います。
ただ、この仕事を始めてすぐに気がついたことがあります。
それは、障がいを持った人は、神様が選んだ人(=家族)のもとに産まれるということ。
いろんなご家庭に利用者さんを迎えに行き、送り届けます。
素晴らしいご家族ばかりです!
なんだか暑くなって長文になってしまいました。
友野さんに聞いていただきたかったのでしょう。すみません。
とにかく、このお話をいろんな方に読んでいただきたいなと思いました。
次のお話も楽しみにしています。
きむねーさん
2022/08/23 21:59
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…