カテドラルクォーツ

――「1年b組」という表札がある教室の前に、クラス分け試験でのクラスポイントがaを超えていなければ入れない特別なdクラスの生徒が集まっていた。
その教室にいる男子は一人もおらず女子しかいなかった。またこの学校は全寮制であり敷地内にある学生寮に男女が入居しており、そこで生活する者は少なくなかった。 しかし入学初日から男子は須藤健のみという状況になっており、これは流石におかしいということで学園側は特別措置として10万ポイントを支給することとなったのだ。
実力至上主義の教室で足掻く元奴隷 - ep03 自己紹介と友達作り? - ンと
入学式も滞りなく終わり放課後になり僕は学校の掲示板を見てた。そこには各クラスポイントが表示されていて1-clの文字もあった
(どうやら僕たちdクラスは0ptらしいね...でも来月にはポイントは振り込まれるみたいだし、それまでは我慢かな)
そう思っていると突然バン!と言う大きな音がしたと思ったら黒髪ロングの美少女がこっちに向かってきた
???:「ちょっとそこの君!」僕に気づいたのか声を掛けて来たので僕も返事をした
一之瀬帆波:「君は確か朝会って話してたよね?」僕は頷いた。堀北鈴音:「そうね私は新入生代表挨拶を務めていたわ。あなたは新入生総代だったわね。私は堀北鈴音よよろしくね。後あなたと同じクラスだから安心しなさい?」 堀北さんは上から目線っぽく言ってきた 僕はそれを聞いて内心イライラしていたが顔に出さずに挨拶をした。
綾小路清隆:「あぁよろしくな俺は綾小路だ同じ新入生だろ?俺の事は好きに呼んでくれあと俺に構わず他の奴と話してもいいぞ」と言い残して綾小路くんは離れて行った。それにしてもあの目......まるで俺を見定めるかのような目をしていたな....まぁ今はそれよりこれからどうしていくか考えないとな.............