先生は満面の笑みで答えてくれた。

「ありがとうございます」

「待合室にいるのが、ご主人様ですか」

「はい」

先生は看護師に診察室に入って貰うように指示した。

彼が診察室に入ってきた。

「鏑木美希さんのご主人様ですね、おめでとうございます、二か月に入ったところです」

「ありがとうございます」

「美希、やったな」

彼はすごく喜んでくれた。

「これから色々検査致しますので、少々お待ちください」

それから色々検査をして、流産の危険の事や、高年齢出産のリスクなど、注意を聞いてマンションに戻った。

「美希、お疲れ様、疲れただろう、今日は帰り俺が報告がてら、商店街に寄ってなんか買ってくるから、横になってろ」

「でも、それでは申し訳ないです」

彼は私の肩を抱いて、言葉を続けた。

「何も遠慮することないんだ、これから美希は俺達の子供を産むと言う大役を熟さなければいけない、俺に頼れよ」

「わかりました」

そして、彼は会社に向かった。