俺は目の前にあいつがいたら、殴りかかっていただろう。

これ以上美希を危険な目にあわす事は出来ない、俺は東條を呼んだ。

「東條、申し訳ないが、今度の休みに美希と出かける、しかし、あいつが狙っている可能性が高い、俺は美希を命に変えても守るが、俺一人ではあいつを捕まえる事が出来ない、また、逃すと面倒だから、俺達の後に着いてきてくれないか」

「かしこまりました、そろそろやつも痺れを切らして、最終手段に出るやもしれません、
私にお任せ下さい」

「折角の休みに申し訳ないがよろしく頼む」

俺は東條に護衛を頼んだ。

そろそろあいつと決着つけなければ、堂々巡りだからな。

美希だってずっと部屋の中ではストレスが溜まるだろう。

東條に何人かのSPを依頼するように手配を頼んだ。


私はまた一人での外出は禁止された。