不思議な事だが三年前に休憩室で会話を交わした鏑木と言う社員がいた事を、この時全く記憶から消えていた。
鏑木蓮は三年前とかなり印象が違っていた、同一人物とは思えない程に……
深呼吸をして社長室のドアをノックした。
「はい」
彼はとてもかっこいい、イケメンでスタイルも抜群だ。若くて仕事も出来る。女性社員の憧れの的、しかも独身なのだから、すべての女性が玉の輿を狙っている。
「失礼致します、おはようございます今日から」
そこまで言いかけて彼は私の言葉を遮った。
「挨拶はいいから、こっちにきて」
「はい」
私は社長に近づいた、心臓がバクバクと音を立てている。
「秘書の仕事は初めてなので、何をすればよろしいでしょうか?」
緊張しすぎて声が上擦ってしまった。
社長は真剣な眼差しで私を見つめた。
「俺の側にいて、俺だけ見ていてくれ」
どういう事だろうと考えた瞬間、腕を引き寄せられ彼の胸に顔を埋める体制になった。
鏑木蓮は三年前とかなり印象が違っていた、同一人物とは思えない程に……
深呼吸をして社長室のドアをノックした。
「はい」
彼はとてもかっこいい、イケメンでスタイルも抜群だ。若くて仕事も出来る。女性社員の憧れの的、しかも独身なのだから、すべての女性が玉の輿を狙っている。
「失礼致します、おはようございます今日から」
そこまで言いかけて彼は私の言葉を遮った。
「挨拶はいいから、こっちにきて」
「はい」
私は社長に近づいた、心臓がバクバクと音を立てている。
「秘書の仕事は初めてなので、何をすればよろしいでしょうか?」
緊張しすぎて声が上擦ってしまった。
社長は真剣な眼差しで私を見つめた。
「俺の側にいて、俺だけ見ていてくれ」
どういう事だろうと考えた瞬間、腕を引き寄せられ彼の胸に顔を埋める体制になった。