「二階堂、みゆに手を出すな、みゆは俺のものだわかったな」

「はい」

二階堂くんは渋々返事をした。
社長は総務部を後にした。
自覚って何?私は二階堂くんに聞いてみた。

「社長が言ってた自覚って何のことだと思う?」

「みゆ先輩ほんとに自覚無いんですね?」

「だから何の自覚?」

「みゆ先輩のちょっと拗ねた顔反則ですよ」

どう言う事?私はわからず二階堂くんに詳しく聞いた。

「私の拗ねた顔が何なの?」

「可愛いすぎなんですよ、めっちゃやばいですよ社長の話だと涙もやばいみたいですね」

「もう、大人をからかわないで」

「やばい、みゆ先輩可愛すぎ、抱きしめたいです」

「へ、変な事言わないで」

「俺、諦めないですから」

は?二階堂くん何言っちゃってるかな。

「仕事するよ」


そして仕事が終わりを迎える時間になった。