「はい」

ホテルの部屋に入ると、錑は私を抱き寄せた。

「みゆ、皆が俺達を祝福してくれてる、だから心配しないで俺に着いて来てくれ、結婚してくれ」

「錑」

私は錑に着いていく決心をして、プロポーズに頷いた。

「大好きよ、錑」

           
                      END