コワイモノ学園の非日常 ~今日も今日とてコワイモノ~番外編

「なんで…………」
おそらく、この場にいる私たち全員が思っていることを輝良が呟いた。
「………あたしが持っている手鏡にあなたたちの姿が写っていたの。」
確かに彼女は手に手鏡を持っていた。…………割れた手鏡を。私とれいれいは戦闘態勢に入る前に、彼女のことを観察した。長い茶髪に黒い昔のセーラー服。それとぐしゃぐしゃになった写真を右手に持っている。……でもきれいな顔だな。こんな子が虐待を受けていたなんて親の気持ちがわからない。…………腹が立つ。
「……君は何でこの学園の生徒を驚かしたり、無視したら首を絞めたりするんだ?」
れいれいが冷静に質問する。
「そんなこと分かっているでしょう?何でわざわざ聞くのかしら。…………この学園の人間は復讐を受けるべきなの。私はあいつが許しを請うまで今しているようなこと続けるわ」
「『あいつ』とはあなたの母親のことですよね」